働く意欲はあるが、求職活動していない無業の若者はニートか
同じ言葉でも人によって違う意味に解釈していることがあるもので、ニートという言葉についても、その例外ではありません。上のように一つの状態にある若者を指す言葉と解釈している人もいれば、「働く意欲のない若者」と理解している人もいるでしょう。中には、厚生労働省の『労働経済の分析』中の「若年無業者」の定義「非労働力人口のうち家事も通学もしていない15-34歳の者」をそのままニートの意味と考えている人もいるかもしれません。
さて、次の若者は、「ニート」に該当するのでしょうか?
1 働きたいとは思っているが、何らかの理由により、教育、雇用、職業訓練、いずれの状態にもない若者
2 ひきこもっている若者
3 未婚だが、家事手伝いをしている若者(男女問わず)
4 ひきこもり状態にあったが、一念発起して(あるいは親の働きかけで)、将来の就労を見据えて精神疾患の治療を受けたり、カウンセリングを受けたり、ひきこもりデイケアに通ったりしている若者
5 ニート等の若者の自立を支援する「地域若者サポートステーション」や「若者自立塾」で、職業体験や専門的な相談を受けている若者
6 ニート状態にあったが、一念発起して、ジョブカフェで就職相談を受けている若者
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これらの若者が「ニート」に該当するかどうか、人によって意見が分かれるところだろうと思います。
1は、「働く意欲のない若者」という、おそらく最も通俗的なニート概念には含まれませんが、教育、雇用、職業訓練、求職活動、いずれもしていません。厚労省の『労働経済の分析』や内閣府の「青少年の就労に関する研究調査」(平成17年)は、こうした若者をニート(厳密には「若年無業者」)に含めています。
2ですが、ひきこもりはニートの一部と考える人もいれば、ひきこもりとニートは全くの別物で、ひきこもりの人はニートではないと考える人もいます。
3の若者については、厚労省の『労働経済の分析』はニート(厳密には「若年無業者」)として扱っていませんが、内閣府の「青少年の就労に関する研究調査」(平成17年)はニートとして扱っています。
4〜6は、働く意欲がないわけではありません。ただ、特に5、6あたりは、教育、雇用、職業訓練、求職活動、いずれもしていないかと言えば、解釈が分かれるところだろうと思います。
「拍手」が多い記事(2009年6月)
さて、2009年6月にいただいた「拍手」数が比較的多いエントリーをまとめました。(統計期間 2009年6月1日〜2009年6月30 0:00)
総拍手数:257
健康的なひきこもり 15
もっとひどい人生になると思ってた 13
続・ひきこもりとインターネット 12
最近の自分の写真がない 12
働く自信がないだけか、それとも本当に働く能力がないのか 11
綺麗な字、書けますか? 11
「勢い」で働いてみる、「勢い」で支援機関に行ってみる 9
「親のスネ、どんどんかじれ」 9
相手の目を見て話をするべきか 7
一方、最近公開したにもかかわらず、「拍手」数が比較的少なかったエントリーです。
精神的健康−病気の連続体 4
「思春期ひきこもりに対する評価・援助のためのガイドライン(案)」が出た 4
新しい姉妹ブログのご紹介 4
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5月と6月の節目に掲載した記事の拍手数です。
ひきこもり、ニートの支援機関 3
※ 先月との合算: 9拍手
車はできるだけ運転しないようにしています。その理由は… 6
※ 先月との合算: 17拍手
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かなり前に書いたものですが、「拍手」をいただいたエントリーです。(拍手数2件以上)。ただし、「アクセス、反響を頂いた記事」にリストされている記事やその関連記事は除きました。
社会に適応できない生き方が、私にとって普通 3
不登校は日本だけでの問題ではない。なのに、ひきこもりは…? 2
いつまでも若いつもり 2
性格は直せないからしようがない、ではなく 2
ニートとその母のシリアスな話 2
たくさんの拍手、ありがとうございました。今後の参考にします。
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「親のスネ、どんどんかじれ」
そんな自分に今日も情けなさを感じていたところ、ふと、昔、ある親戚(社会人)の方が、私に
「もしかじることのできる親のスネがあれば、どんどんかじれ」
とおっしゃったことを思い出しました。
ただし、これは、自分の実現したい夢なり目標なりがあるのであれば、それを実現するためなら親のスネでもどんどんかじっても構わないという、そうした意味合いでした。夢や目標を実現するには、手段など選んでいてはいけないというのです。その親戚の人は、一例として、公認会計士試験に合格するために8年間浪人している知人のことを引き合いに出していました。
この意見に対して、その場にいた、その親戚の親御さんが反発していました。親御さんがおっしゃるには、親は苦労して子供を育てたのであり、子供は親のために恩返しをするべきである、親のスネを利用し続けるなどとんでもないというご意見でした。
客人である私の前で、親子間の意見対立が表面化したので戸惑ったのですが、いずれにせよ、私は親戚の方には申し訳ないのですが、親のスネはどんどんかじっても構わないというご意見には違和感を感じました。ニートひきこもりの私がこんなこと言っても滑稽なだけかもしれませんが。
なお、「親のスネをかじる」という表現は、言うまでもなく価値中立的な表現ではなく、親に経済的に依存している様を侮蔑的に表現したものです。自分で自分にこのような表現を使うのは一見変なようにも思えるのですが、この表現でいいです。




