ひきこもり、ニート支援施設からの郵送物
「リニューアルオープン! アダルトビデオ専門店 ○×ハウス」
これが家族に見つかり、とても恥ずかしい思いをしたそうです。葉書のDMだったそうですから、家族に見られてしまうはずです。また、このDMが自宅に来る途中で、いったいどんな人に見られたか、分かりやしません。
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上の例は少し悪かったかもしれませんが、差出人があまり知られたくはない郵送物というものが、あるものだろうと思います。
ひきこもり、ニート等を対象とした若者自立支援施設からの郵送物にしても、そうでしょう。
例えば、極端な話「ニート支援施設 ○×」というロゴの入った郵送物が自分宛に(例。○×市○×町1−2−3 富重洋様)に届くと、どうでしょうか。先の例のように、家族に見られて困るということは、その家庭の状況にもよりますが、あまりないかもしれません。ですが、家に届くまでの間に誰に見られるか分かりません。この郵送物を見た人は、「あ!この富重さんちには、ニートがいるんだな!富重洋さんという人がニートなのかな」と感づいてしまいます。少し考えすぎかもしれませんが。
実際のところ、私が知るいくつかの若者自立支援施設は、このあたりのところに配慮しています。例えば、差出人に支援施設の名前は載せないようにしているところがあります。他にも、施設から配布物がある場合、自宅に郵送するか、本人が直接受け取るか、選べるようにしているところもあります。
万能感 VS 無能感
中には、「自分には本当はすごく力があるのだ」といった、強い万能感を持った人もいるそうです。「自分はやろうと思えば、いつだって何だってやれるんだ」といったところです。
そういえば、これとは少し違うかもしれませんが、『俺はまだ本気出してないだけ』という漫画があると聞きます。私は読んでいないので、詳しい言及は避けますが。
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私はひきこもり支援施設等で数多くのひきこもりの人に出会ってきましたが、そのような強い万能感を持ったひきこもりの人は、見たことがありません(もっとも、本当は会ったことがあるけれども、気づいていないだけかもしれません)。
むしろ、それとは正反対のタイプの人なら、見かけることがあります。ひきこもる以前、社会や学校で一生懸命頑張ってきたのだけれども、仕事や勉強がろくにこなせなくて、強い無能感にさいなまれた人です。自分に自信を持てないこうした人を見ていると、胸が痛みます。
このような心理の人は、よく分からないのですが、自分が行ってきた努力の「方向」に間違いはなかったか、自分の失敗ばかりに目が移っていないか、たった一つの失敗で自分の全てを否定するようなことはしてはいないか、自分では努力していたつもりでも世間一般の視点で見れば努力不足だったのではないか(厳しい言い方かもしれませんが)、こうしたところをまず見直すのが良いのではないかと思います(私も偉そうなこと言う立場にはありませんが)。場合によっては、発達障害の可能性も疑う必要もあるかもしれません。かといって、安易に障害と決め付けてはいけませんが。
Job Corps−若者自立塾のモデルと、その費用対効果
調べたところ、どうもそれは Job Corps(ジョブコア)らしいということを突き止めました。不勉強な私は知りませんでした。以下のページが情報源です。
Yahoo!辞書「若者自立塾」
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厚生労働省ホームページ・定例事務次官記者会見概要[ニート対策について他]
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その Job Corps について今回の記事はまとめようかとも思ったのですが、既に専門家による分かりやすい解説がネットで公開されているので、当該ページへリンクを貼るにとどめておきます。一橋大学助教授(2005年12月当時)の川口大司氏による説明です。
米国のJob Corps の経験からわれわれは何を学べるか
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これはPDFファイルです(215KB)。PDFを閲覧するにはAcrobat Readerが必要です。Acrobat Readerはこちら(新しいウィンドウで開く)からダウンロードできます。ファイルは独立行政法人 労働政策研究・研修機構ウェブサイト内(新しいウィンドウで開く)のもので、もともとは『日本労働研究雑誌』2005年12月に掲載されたものです。
川口氏の解説では Job Corps の費用対効果について大きく触れられていて、面白いです。若者自立塾に「廃止」の判定がされたのも費用対効果が問題とされたためで、タイムリーな内容です。





