ニート、ひきこもりの兄弟姉妹にかける迷惑
ニート、ひきこもりの人が迷惑をかけているのは、何も親だけではないでしょう。兄弟姉妹にも迷惑が及んでいる場合もあるだろうと思います。
私が知る例では、ニート、ひきこもりの人の多くは親に経済的に依存していますが(私もその一人です)、中には、兄弟姉妹に依存している人もいました。現在は親に依存している人も、将来親が亡くなると、兄弟姉妹に依存することになるかもしれません。
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私が気になるのは、ニート、ひきこもりの人がいると、その兄弟姉妹の結婚や就職といった人生の重要な場面に、何らかの影響が出てくるのではないかということです。
最近の東京都の調査によると、ひきこもり者の年齢で最も多かった層は、30〜34歳(44%)です。[注] 年齢からして、兄弟姉妹で結婚を意識している人は少なくないでしょう。しかし、結婚を意識して交際している異性に対して、自分の兄弟姉妹にニート、ひきこもりがいると打ち明けることができるでしょうか。もし打ち明けたら、結婚は破談にはならないでしょうか。破談にはならないまでも、結婚の障害にはならないでしょうか。もしかしたら、最初から異性との交際に消極的になってしまう兄弟姉妹もいるかもしれません。
採用の際に家族構成を聞く企業はまだあるようで、私の知っているところでも、家族全員の氏名、年齢や勤務先までこと細かく伝えるように要求する例がありました(この1〜2年ほどの話です)。兄弟姉妹に無職の人間がいると正直に答えると、内定を得るのにマイナスになる可能性もないとも言い切れません。かといって「家族については答えられません」などと答えると、「家族に、何か後ろ暗いところがあるのではないか」と勘繰られかねません。
[注] 東京都「ひきこもりの実態調査結果について 実態調査からみるひきこもる若者のこころ」、2008年5月、
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/
2008/05/DATA/60i5e100.pdf
(最終アクセス2008年5月23日)



