発展途上国のニート人口を求めてみる

発展途上国にはニートはいない、なぜならば働かなければ生きていけないからだ、という話をよく聞きます。しかし、それを実証した人は、少なくとも私は知りません。

とはいえ、「いない」ことを証明するのは難しいものです(「悪魔の証明」)。むしろ、途上国にニートが「いる」ことを証明する方が重要でしょう。

■ 途上国のニート人口を求めるのは困難だった

そこで、途上国の国勢調査などから、ニート人口を調べてみようと考えたわけですが、これは私にとって非常に困難な試みでした。途上国の統計資料を集めようにも、その国の言語が分かりません。多くの国では英語など複数の言語で資料が公表されてはいるのですが(英語なら何とか分かります)、それでも、言語ゆえか、それともそのお国の事情ゆえか、公表されている資料は限られています。

特に大きかったのは、年齢階級別の非労働力人口についての数字を集めることがほとんどできなかったことです。ニートは若者の問題のため、年齢階級別の数字が欲しかったのですが、ほとんど見つかりませんでした。このため、途上国のニート人口を算出することはできませんでした。

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※ このままこのエントリーを終わらせてもいいのですが、せっかくですから、無理を承知でまだ続きを書いてみます。

しかし、「ニート」に近い人たちの人口であれば算出することができました。先にもお話したとおり、ニート人口の算出に最も大きな障害となったのは、年齢階級別の非労働力人口が分からなかったことですが、全年齢階級の非労働力人口であれば分かる国がいくつかありました。

これをもとに、途上国の「ニート」(に近い)人口を求めてみます。そして、途上国のニート人口比率を日本と比較してみます。ただし、以下では少し無理なことをしています。

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