OECD「ニートレビュー」日本報告書が公表

OECD「ニートレビュー」日本報告書が、本日5月29日に公表されました。OECD は経済協力開発機構のことです。

レビューの正式名称は、『若者への投資:日本 -OECDニートレビュー (Investing in Youth: Japan - OECD REIEW ON NEETS)』というそうです。

↓ その報告書の要約が読めます。OECD東京センターホームページへのリンク。
◇ 日本は、若者が労働市場に参加できるよう支援を強化すべき
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↓ 報告書の全文が読めます。英文ページ。OECDホームページへのリンク。
◇ Investing in Youth: Japan
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190ページほどある内容で、私はまだ全文は読んでいません。ただ、ざっと読んだ限りで言うと、この報告書で言うニートは、日本でよく言われるニートとは違うことに注意が必要そうです。

[この報告書のニート]

○ 15~29歳まで
○ 求職活動を行なう Umemployed NEETs と、そうではない Inactive Neets を含む
○ 結婚をして子育てに従事する者も含む(女性のニートが多いと指摘されているのはこのため)

[厚生労働省が定義する若年無業者(ニート)]

○ 15~34歳まで
○ 非労働力人口であり、求職活動を行なう者は含めない
○ 家事従事者は含めない

※ 厚労省の「若年無業者」の定義は、白書「労働経済の分析」などで確認できます。

国際機関の報告書らしく、他の OECD 加盟国との比較も行なわれています。引きこもりについても言及があるようです。OECD の過去のニート報告は興味深かったので、私としてはできれば後ほど時間をとって、全文を読んでみたいと考えているところです。

なお、報告書の公表に合わせて、イベントが催されたようです。

↓ 厚生労働省ホームページへのリンク。
◇ OECD「ニートレビュー」日本報告書公表イベントを開催します
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実年齢より老化している

「肉体年齢」「内臓年齢」「血管年齢」……


引きこもりの高年齢化が、以前から指摘されています。これは「80・50問題」とも言われるように、注目すべきは引きこもり当事者の高齢化だけではありません。その当事者を支えている場合が多い、親の高齢化にも注目すべきです。

この年齢というものについて、最近少し考えるところがあります。先日、たまたまテレビを見ていたところ、とあるマラソン大会に最年長で出場される男性が取り上げられていました。お齢は80代だったか90代だったか、はっきり覚えてはいないのですが、実年齢とは比べられないほどお若そうな方でした。きっとこの方は「肉体年齢」が実年齢より、大分お若いのでしょう。

このように、人体の各部位の機能?に注目すると、「肉体年齢」「内臓年齢」「血管年齢」「肌年齢」など、実年齢とは別に様々な年齢があります。こうした年齢は、専門的な機械や検査か何かによって明らかになることがあるそうです。実年齢とこれらは必ずしも一致しません。例えば、実年齢は30代なのに、肉体年齢は50代という人も中にはいるかもしれません。

実年齢よりかなり老化していた!


先日、私の親が病院で検査を受けたところ、この点について指摘を受けました。実年齢に比べて「○○年齢」がかなり老化しており、後期高齢者(あまりいい言葉ではないかもしれませんが)ぐらいの水準にあるというのです。この話を聞いて親も私も、ちょっとショックを受けてしまいました。親の見た目から、親自身も私も、そんなに老化が進んでいるものとは思っていなかったのです。「○○」年齢なんて、見た目では分かりません。

最近、親は肉体面での衰えを感じ始めていて、家事の一部を私に代行させるようになってきています。それが今回のことで、私は今までよりさらに親の身体に配慮して、家事手伝いを行なっていかなければならないと考えるようになりました。

ただ、高年齢化が進むのは私だってそうです。私の場合はどうなのでしょう。運動不足なので「肉体年齢」は、実年齢よりかなり老けているのではないかと思います。一方、「精神年齢」は大分若そうです(悪い意味で)。

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解決志向アプローチ

5年後、どうなっていたいと考える?


「富条さんは5年後、自分がどうなっていたいと考えていますか。この紙に書いてみてください」

ニート等の若者を支援する施設「地域若者サポートステーション」(サポステ)に通っていた頃、キャリアカウンセラーとの面接で、こんなことを言われたことがあります。これに対して、私は戸惑いながら次のように答えました。

「私は5年後、正規の仕事に就いて、その後も離職することなく安定した職業生活を送ることができればと思っています。ですが、私は長期引きこもりを経験し、この年齢にまでなってしまいました。私が今さら正規の仕事に就くのは難しいだろうと思います。これは書かない方がよいのだろうかとも思うのですが……」

ところが、キャリアカウンセラーは構わないから書けとおっしゃいます。そこで、その通りに書いてみたのでした。それにしても、なぜこんな質問をキャリアカウンセラーはしたのだろうか、こんな実現可能性が低そうな将来を書いて意味があるのだろうかと、私には不思議に思いました。

解決志向アプローチ


それが先日、ひょんなことから、これはもしや「解決志向アプローチ」だったのではないかという、一つの解釈を持つに至りました。

↓ 目白大学の黒沢幸子教授による解説です。PDF。2.92MB。母子保健指導者養成研修会ホームページ内の資料。
◇ 解決志向型アプローチ (新しいウィンドウで開く

※ PDFを閲覧するには Adobe Reader が必要です。こちら新しいウィンドウで開く)からダウンロードできます。

このキャリアカウンセラーが行ったのは、「ミラクル・クエスチョン」や「タイムマシン・クエスチョン」の変形だったのかもしれません。つまり、もし私が眠っている間に奇跡が起きたら明日どういう一日になっているか。あるいは、タイムマシンに乗って5年後の未来の自分を見たら自分は何をしているか。それを、形を変えて問うたのかもしれません。

こういう質問方法だけでなく、このキャリアカウンセラーは、私が抱える問題やその原因よりも、たとえ小さなことでも、これまでに私ができたことに注目する方でした。これは、解決志向アプローチの基本的考え方に通じるものがあります。

つまり、私が望む未来イメージに向かって目標を設定し、私ができたことや、できることに焦点を当てて解決を図るわけです。

サポステの支援期間は、原則6ヶ月でした(当時の話です。現在は知りません)。解決志向アプローチは短期間で解決に持っていく「ブリーフセラピー」と呼ばれるものだそうで、短期間でしか支援が行えないサポステには合っていたのかもしれません。

そういえば、あの質問から何年経ったのでしょう。そして、現在の私は……?

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