ひきこもりの居場所をどのタイミングで卒業すべきか

私はあるひきこもりの居場所に長らく通所していたのですが、その通所をどのタイミングで卒業するべきか、悩んだ時のことを書こうと思います。

■ 脱ひきこもりへのステップをどの程度踏めたら、居場所を卒業するべきか

その居場所はゆるやかな場で、通所をするのも辞めるのも、本人の自由という方針でした。私は居場所に通う目的を達成すれば、通所を辞めようと考えていました。その目的とは、ひきこもりだった私が居場所で人間関係を積むことにより、社会参加への最初のステップを踏むことでした。

そうして居場所への通所を続けるうちに、私はより就労を意識した施設に新たに通うようになったり、さらには、アルバイトを始めたりするようになりました。こうして次なるステップに踏み出したことにより当初の目的を達成し、私にはもはや居場所に通う必要はないようにも思われました。

ですが、この時の私は安定した職に就くなど、十分に社会参加を達成したわけではまだまだありませんでした。このため、本当に当初の目的を達成できたといえるのか、判断に迷っていたのでした。

この段階では、まだ居場所へのつながりを持つことができた方がありがたいと私は考えていました。同じ思いの人は私だけではなかったのか、居場所に通う人たちの中には、アルバイトをしているにも関わらず、何年も通い続けている人も何人もいました。

このように、私は長い間、居場所を辞めるタイミングを計り続けていたのですが、結局私はこの段階では既に当初の目的を達成していると判断し、居場所を辞めることにしたのでした。

■ 若いひきこもりの人の存在が、背中を押す

また、居場所に通所を続けるうちに、私より若いひきこもりの人が新たにメンバーとして入ってくることが多くなったことも、私の背中を押しました。

居場所には定員があり、あまり多くの人が同時に通所することはできません。私はもっと若いひきこもりの人のために身を引こうと考えたのでした。職員からは予想通り「定員のことは気にする必要ないよ」と言われましたが、自分の考えを通したのでした。

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