斎藤環著『社会的ひきこもり-終わらない思春期』の英訳書が出る

Hikikomori: Adolescence Without End斎藤環氏の『社会的ひきこもり-終わらない思春期』を英語に訳した本が、2013年3月に出ます。

英訳書の題名は Hikikomori - Adolescence Without End で、原書の題名をそのまま英訳したものです。翻訳者は西ミシガン大学の准教授で、日本に関する英訳書や著書を多数出している Jeffrey Angles 氏です。同氏は、日本の漫画や小説などの古本の寄付を募集したことで、日本でちょっとしたニュースになったことがあります(関連ページ参照)。

出版元はミネソタ大学出版局で、ハードカバー、ペーパーバック両方での発売ですが、電子書籍版の存在は今のところ確認できません。なお、同出版局は、斎藤氏の別の著作『戦闘美少女の精神分析』の英訳書を出版した実績があります。

英訳書の出版については、斎藤氏のブログに、ミネソタ大学出版局と契約を結んだという記事が2007年に出ており(関連ページ参照)、私もずいぶん前から知っていたのですが、なかなか出版が実現せずにどうしたのだろうかと思っていたのでした。

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社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)原書の『社会的ひきこもり-終わらない思春期』は1998年にPHP研究所から新書として発売されたもので、「ひきこもり」という言葉が世に広まるきっかけとなったベストセラーです。

この本によると、「社会的ひきこもり」という言葉は、social withdrawal という精神医学の用語を訳したものだそうです。social withdrawal が日本語に訳され「社会的ひきこもり」となり、今度はその「社会的ひきこもり」を扱った本が英訳されるのですが、その英訳書の題名は Hikikomori という、日本語をそのままローマ字表記したものになっています。

[追記(2013年2月9日)]

本のタイトルは確かに Hikikomori -Adolescence without End- ですが、目次には "1. What Is Social Withdrawal?" "2. The Symptoms and Development of Social Withdrawal" など、"Social Withdrawal" という言葉が用いられています。

[関連ページ]

↓ 「デジタルマガジン」へのリンクです。
◇ 西ミシガン大学が日本の漫画や小説などの古本の寄付を募集中
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↓ 斎藤環氏のブログ「pentaxx備忘録」へのリンクです。
◇ 近況
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