ちょっと孤独なひきこもり

ひきこもり生活で感じたことの一つは、現実世界での人との関わりがほとんどないことです。ひきこもりは長期間の社会不参加なので、当然と言えば当然のことです。私はたまに外出する程度の広義のひきこもりでしたが、それでも人との関わりはほとんどありませんでした。

月に一度、NHKラジオ英語講座のテキストを書店で買う時にレジの人と接するとか、その程度のことが、人と関わる貴重な機会でした。その後、ひきこもり等の支援施設に通い出し、新たに当事者の人や職員と接する機会が出てくるのですが、通わなくなると元に戻り、改めて自分は人との関わりがほとんどないことに気付かされるわけです。

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ですが、全く関わりがないわけではありませんでした。家族との関わりがあったのです。おかげで完全に孤独になることはなく、とてもありがたい話ではありました。もっとも、唯一の人との関わりが家族というのも、なんだか家族密着になりやすそうな環境で、どうだろうと思います。

こうした傾向は、たまに外出する程度のひきこもりの人にはほぼ共通するでしょうが、多少の個人差があるかもしれません。一時期の私のように、何らかの支援施設に通う人もいるでしょう。また、私の場合、祖父母(別居)の手伝いに駆り出されることが多いという少し変わった特徴がありました。それから、施設で出会った当事者の中には、学校時代の友人と関わりがあるという人もいました。

いずれにせよ、ひきこもり生活は、多くの場合身寄りがあるため孤独とまではいかないものの、それに少し近い状況かもしれないと感じることはあります(現実世界限定の話です)。長期間家族以外の人と話さないと、若年性健忘症になってしまわないか心配です。

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