経済援助を打ち切られたニートひきこもりの末路

ニートもひきこもりも、親が経済的に援助しているからその状態を維持できるわけであって、親が援助を打ち切ったらそのうち働くようになる…こう主張する人は多いです。

確かにこれで働き出す人は増えるかもしれませんが、一方で悲惨な結果に終わる人も出てくるような気がします。

* * * * * * * * * *

私はこれまで、ニートやひきこもりが親から経済援助を打ち切られたら、次のいずれかの結果が考えられると見てきました。

1 頑張って働きだす
2 生活保護を受給する
3 ホームレスになる
4 そのまま餓死する
5 自殺する

このうち、ホームレスを経験したひきこもりについては、実際に会ったことがあります。結局親の元に戻ったそうです。

しかし、ある話を聞いて、もう一つ追加した方がいいかな、と思っています。それは「自己破産する」です。 * * * * * * * * * *

■ 実話

あるニートひきこもり男性は、お酒ばかり飲んでいて問題でした。

「私たちが出て行けば、仕事を探すようになる」

こう考えた両親は、その男性を置いて家を出て行ってしまいました。もちろん、連絡先も知らせなかったそうです。

ニートひきこもり男性は、困ってしまいました。これまで経済的に援助してくれた両親が突然いなくなってしまったのですから。生活のためにはお金が必要です。そこで、彼はお金を手に入れるために、とんでもないことを考えました。消費者金融に手を出したのです。

その消費者金融も、よくぞまあ、お金を貸したものです。もちろん、男性もお金を返すことなどできず、借金だけが雪だるま式に増えて大変なことになりました。

結局、近所に住む人が彼を助け、最後はよく分からないのですが、自己破産したとかしなかったとか。親にも大変な迷惑がかかったそうです。

■ 親がいなくなったら、働くようになるのか

「親がいなくなったら、本当に働けるようになるのか。俺、自信ねえわ」

ある、ひきこもり男性の言葉です。

長い間社会との接触を避け、履歴書にブランクがあり、企業にアピールするようなスキルもないニートひきこもりが、親がいなくなって突然働けるようになるのだろうかというと、疑問を覚えます。お金が稼げないなら誰かから借りて…もちろん返す自信はないが…という人が出てきても不思議ではありません。

もちろん、働き出す人が全く出てこないと断言するつもりはありません。しかし、事はそう単純ではないのではないかと思うこともあります。



スポンサーリンク

トラックバック

惑星ソラリア - 2006年05月19日 04:38

ひきこもりの日記と、ニートの生存権

05月17日(水)実に3年ぶりくらいに、部屋の模様替えをした(汗)。前の日記(オーラソーマリーディング)でも書いたように、PCの定位置を机の上にすることが目的。まずは部屋の隅

URL :

最近の記事
カテゴリー
カレンダー(月別)
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
本など
「ニート」って言うな! (光文社新書)

若年者就業の経済学
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
129位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
9位
アクセスランキングを見る>>
リンク
このサイトについて

このサイトはリンクフリーです。張るのも剥がすのもご自由になさってください。相互リンクは現在募集しておりません。

携帯用アドレスを取得されたい方は、「こちら」をクリックしてください。

このブログのリンク先のご利用につきましては、ご自身の責任のもとでお願いします。なお、本等のリンクについては、Amazon.co.jpのアフィリエイトプログラムを導入しています。

なお、「富条」はハンドルネームです。本名は全く違う名前です。

メールは nhjournal77@yahoo.co.jp まで。