ひきこもり居場所の、女性の友達の選択肢

「私には、同性の友達の選択肢が少ない」

ひきこもりの居場所に私とともに参加していた女友達が、ずいぶん前のことですが、こう話してくれました。

ひきこもりには男性が多いとされますが、私が通ってきたひきこもりの人等を対象としたいくつかの支援施設でも、やはり男性の参加者が多かったです。女性は少なく、せっかくそこで当事者同士交流をしようにも、女性には同性の友達を選ぶにも確かに限りがありました。参加者の多い男性なら気の合う者同士だけで固まることもできますが、女性の場合はそうはいきません。女性同士の人間関係は男性の私にはなかなか理解しにくいところもありますが、友達を選ぶ余地が大きい方が、居場所でも過ごしやすそうには私にも思えます。

私が見てきた居場所では、女性職員が大きな役割を果たしていました。こういう職種に就く方は女性が多いのか、この種の施設では、どこも職員は女性が多数を占めていました。女性職員は居場所以外の場面で女性当事者とプライベートな関わりはできないものの、居場所では何らかの関わりはできました。

我々男性の意識も問われるかもしれません。その女友達が私のような異性の友達を作ろうとしたのも、同性の友達を作る選択肢が少なかったことが一つの理由だと話してくれました。同性の友達を作りにくいなら、異性に積極的に視野を広げるということでしょう。この女友達はこのように行動に出ることができる人でしたが、居場所に来る女性当事者はそのような人ばかりではありません。我々男性は女性参加者にどう接するべきか考えさせられる女友達の一言でした。

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