相談する能力

コミュニケーション能力のない私は、自分が抱えるひきこもりやニートの問題で、専門機関に相談することすら難しいと感じたことがあります。

まず、困難な問題を抱えたときに、誰かに相談をしたり助けを求めたりする能力がなければなりません。専門用語では「援助希求」というそうですが、まず本人に援助希求能力、援助希求性といったものがなければ、なかなか相談には至らないのではないかと思います。

私は援助希求は間違いなく低い方でしょう。長年引っ込み思案が強くて、このため20歳を過ぎるまで他人とまともに会話をした経験が乏しく、当然、相談をしたこともほとんどありません。おまけに、社会不参加の状態が長期間続くひきこもりときていました。もっとも、最終的には私は複数の若者支援施設に自分から通い出したことから、援助希求が全くなかったわけではありませんでした(通うまでに時間はかかりましたが)。

施設で支援をする職員と出会えたら、今度はその職員とうまくコミュニケーションがとれないという問題が出てきました。特に施設に通所して間もない頃、伝えるべきことを正確に職員に伝えられず、誤解を招くといった経験が多かったです。いい齢して、恥ずかしい限りです。

相談をするには、本人に援助希求があることと、そして相談員とコミュニケーションをとる能力があることが前提で、そうした前提を満たせない私のような者にとっては相談は難しいだろうと思います。そもそも、私にコミュニケーション能力や、自分が抱える問題を誰かに相談しながら解決する能力が十分にあれば、ひきこもりやニートになることもなかったのではないかと思います。

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