自立のために動き出す息子に、親が反対

「親が俺の自立を阻害している」

ある無業の若者(成人)から何度も聞かされた話です。彼は自立の思いが強く、そのためにあれをしたい、これをしたいと色々試みようとするのですが、その度に親の強い反対にあってきたというのです。彼の話を聞いていると、親の反対意見を素直に聞いていたら下手をすれば何もできず、ニート状態にとどまり続けるしかないようにも思えてきます。

親の側にも言い分があります。人生経験を重ねた親からすると、自分の息子が失敗をするのが前もって分かってしまい、止めないわけにはいかないのだそうです。だいたい、世間知らずの息子がやろうとすることはどれも非現実的で、地に足がついていないと言います。おまけに、息子の失敗のつけを親が払うといったことをそれまで何度も重ねてきたため、それはもうこりごりという思いもあるそうです。

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このように、息子・娘が自立のために動きたいと言い出したものの、親から見てこれは失敗するのではないかと思われた場合、親はどういう対応をとるものなのでしょうか。

1 反対して、事前に失敗を防ぐ
2 好きなようにやらせるが、失敗後の後始末には協力する
3 好きなようにやらせ、失敗の責任も本人にとらせる

そのときの状況や、親の考えなどによって1~3のどれかが選択されるものだろうと思います。

私とすれば、自分の親にはできるだけ3番を、そうでなければ2番を選んでほしいという思いはあります。私自身、この年齢になっていまだに親の反対のために、親に内緒で自立のためにあれこれ試みたり、あるいは断念したりといったことを経験してきたからです。冒頭の男性の気持ちは、少しは分かるような気もします。もっとも、私自身が親になったら(それはないでしょうけど)考えは変わるかもしれません。あと、親元で生活している私が責任とるから好きなようにやらせてほしいと言っても、説得力はありません。

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