近すぎる場所にある支援施設

地元近くに支援の場がオープン


ひきこもり等を対象とした支援施設に通っていると、地元の支援に関する様々な情報が入ってくることがあります。ある時、私の家から比較的近い場所に、ひきこもり等の人を支援する新しい場がオープンするという話を耳にしました。そこは、それまでに私が通っていた施設に比べて格段に近い場所でした。

私は地方在住ですが、こうした施設は、県内のあちこちに無数にあるわけではありません。数少ない専門の施設が、多くの場合、県庁所在地などに集まっている状況でした。このため、郡部に住む人は、場合によっては車で何時間もかけて施設に通っていました。私の場合、そこまで遠方から通っていたわけではありませんでしたが、それにしても近い場所にできて便利だと思った一方、ちょっと近すぎるのではないかという思いもあり、その施設に通うかについては迷いもありました。

便利で通いやすいか、人目が気になって通いにくいか


結局、私はその施設のオープン開始時間にお邪魔し、その施設の第一号参加者になりました。施設では、私が感じた迷いについて、スタッフの方に率直に話してみました。

「近くにあると便利だけれども、誰か知っている人に会うのではないかとか、人目が気になる」確か『希望のニート』という本だったかと思うのですが、ニートに関して講演をしたところ、人目を気にして地元の講演には参加しないのに、少し離れた場所の講演には参加するという保護者の話を読んだことがあって、そのことも頭にありました。

こう話したところ、スタッフの方から「それは考えてなかった。近くに施設ができて、みな便利だと感じると思っていた」というお答えが返ってきました。もっとも、その後ここに通い出した当事者が「近くにできて便利」という感想を漏らした場面を複数目撃したので、私のような当事者ばかりでもなかったようです。ですが、当事者の中には、私と小中学校が同じで、しかも私と同期で学校で見た覚えがある人がいて、「知っている人に会うかもしれない」という私の懸念は全くの的外れでもありませんでした。

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