CRAFT ひきこもり家族への支援

CRAFT  ひきこもりの家族支援ワークブック―若者がやる気になるために家族ができること私は引きこもり支援施設に自ら乗り込み、支援を受けました。ですが、私のような当事者ばかりではありません。当事者が施設に行かず(行けず)、家族が施設に相談に行くといった光景は、引きこもりでは珍しくありません。このため、支援者にとっては、引きこもりの家族支援もまた重要な仕事です。

引きこもりの家族支援では、最近、CRAFT(クラフト)という認知行動療法を応用した治療プログラムが注目を集めているようです。CRAFT とは Community Reinforcement And Family Training の略で、「コミュニティ強化と家族訓練」という訳がなされます。引きこもりの家族にこの技法を教えることを通じて、家族自身の負担の低減、家族関係の改善、当事者の相談機関の利用促進を目的とします。もとは依存症患者の家族を対象としたものです。

この分野では、引きこもり研究で有名な境泉洋徳島大学大学院准教授が詳しいです。研究や研修を行なってきたほか、野中俊介氏との共著『CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック』を出しています。また、境准教授を中心とする研究「ひきこもり状態を伴う広汎性発達障害者の家族に対する認知行動療法の効果:CRAFTプログラムの適用」は、厚生労働科学研究の採択を受けました(この研究は平成25年度に始まり、複数年度にわたって続きます)。

私は CRAFT プログラムについてはよく知らず、特に論じることがないのですが、こういうものが注目を集めているということで、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ご紹介しておきます。

なお、これとは別に、引きこもり本人への認知行動療法プログラムの研究も境准教授は行なっているようです。こちらは、科学研究費補助金の採択を受けています。

[関連リンク]

↓ 上の3つは、徳島大学大学院境研究室ホームページへのリンクです。PDF。なお、PDFを閲覧するには Adobe Reader が必要です。こちら (新しいウィンドウで開く)からダウンロードできます。

◇ 厚生労働科学研究費補助金障害者対策総合研究事業「ひきこもり状態を伴う広汎性発達障害者の家族に対する認知行動療法の効果:CRAFTプログラムの適用」 2013年度 総括研究報告書 (新しいウィンドウで開く

◇ 徳島県受託事業平成23年度ひきこもり支援対策調査研究事業報告書 (新しいウィンドウで開く

◇ 徳島県受託事業平成24年度ひきこもり支援対策調査研究事業報告書 (新しいウィンドウで開く

↓ 国立情報学研究所による科学研究費助成事業データベース「KAKEN」へのリンクです。

◆ ひきこもり状態に対する認知行動療法プログラムの開発と普及 (新しいウィンドウで開く

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