私の半生 | 友達欲しいと思わなくなる

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私の半生シリーズ、今回は第8回です。前回の話「父の死、学校不適応が最悪に」はこちら

友達いない方がいい


私は小学5年に進級しました。このクラスでも新しい友達はなかなかできず、寂しい日々を送っていました。

私から同級生に声を掛けることはできませんでした。なにしろ私は小学4年の転校以来、学校に行くと固まって何も話せなくなり、思うように動くことすら一部不自由が出る子供になってしまっていました。ですが、そうした毎日を送っているうちに、私の心境に変化が現れました。友達がいない日常に喜びを見出すようになっていったのです。

独りだと自分の好きなように時間を過ごせる自由があります。また、人間関係に縛られることなく、気が楽です。それまでの私は、友達がいないのは寂しいことという世間一般の考え方を信じ込んでいたのですが、そうでもないのではないかと考えるようになりました。そうして私は、休み時間中、自分の机で計算ドリルを解くことが多くなりました。

友達と一緒に遊ぶよりも、独りでいる方がいいとは、かなり変わった小学生ではないかと思います。独りで過ごす時間が多すぎたためにこうなってしまったのか、それとも、そうした生まれ持った性質のようなものでも持っていたのか、そこのところは自分でもよく分かりません。

独りを好む傾向は後にも続く


私のこの変わった傾向は、小学6年以降も続きました。独りでいることを寂しいとか恥ずかしいとか思うことはほとんどなく、むしろ自分の時間を持つことを重視する少年でした。友達を作りたいという欲求はほとんど湧かず、むしろ、人は怖くてかかわりたくないと感じていました。こうして、長年にわたって学校の内外で友達が一人もいない状態が続きました。

ところが、人とのかかわり方を学ばないまま成人にまで達し、就職活動を迎える段になると、問題になりました。また、世間一般の常識的感覚が分からなくなり、かなり浮世離れした考え方や価値観、行動パターンを持つようになってしまいました。そして、大学卒業後、進路が決まらずに引きこもってしまいました。

その後、引きこもり支援施設に通い、一時期は友人を作らないことが引きこもりの一因と考え、自分を変えようとしました。ですが、独りを好む傾向は現在に至るまで根本的に変わってはいません。

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