引きこもりの多世代化

ジェネレーション・ギャップ


『犬夜叉』という漫画がどうという話題が出て、ピンと来なかったことがあります。ある引きこもりの居場所のような場所で、引きこもり当事者と話していた時のことです。『犬夜叉』の話をした当事者は私より一回り若い方でした。調べたところ、その漫画の作者は高橋留美子と分かりました。私は、高橋留美子といえば『らんま1/2』を連想する世代なのですが、ジェネレーション・ギャップを感じました。

一方、こことは別の引きこもりの居場所では、引きこもりの高年齢化に対応してか、より高い年齢層の引きこもり当事者も受け入れていました。ここでお話したある引きこもり当事者と、子供の頃に流行っていたテレビアニメの話をしたところ、先方は『マジンガーZ』を挙げ、私などはそんな昔のアニメ見たことないよと驚いてしまいました。この方なら、高橋留美子といえば『うる星やつら』を連想しそうです。

引きこもりの年齢層が幅広くなっているのでは


引きこもりの高年齢化が指摘されて久しいです。引きこもりの平均年齢が上がっているという調査結果もあります。長期化した引きこもりの人がいたり、社会に出ていた人が新たに引きこもったりしているのでしょう。

ですが、若い人が新たに引きこもる例もあります。より高年齢のひきこもりの人が増える一方で、若い引きこもりの人もいて、引きこもりの年齢は平均だけでなく、ばらつきも大きくなっているのではないかと思います。要は、引きこもり当事者の年齢層が幅広くなっているのではないかということです。

引きこもり当事者の年齢層が幅広くなると、何か問題でしょうか。あまり大きな問題はないような気もします。ただ、支援者としては、幅広い年齢層の当事者に対応しなければならなくなるでしょう。比較的年齢層の高い引きこもりと、若い引きこもりとでは、必要な対応が違ってくるかもしれません。

我々当事者としても、あまり大きな問題はなさそうです。強いて言えば、問題というほどのものではありませんが、引きこもりの居場所やネット上のコミュニティーに参加したときに、幅広い世代の当事者と出会う可能性が増えることぐらいでしょうか。私も昔は、居場所で同世代の者同士、共感しながらやっていたのですが、いつの間にか、『犬夜叉』や『マジンガーZ』といった馴染みの薄い話題と関わるようになってしまいました。

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