私の半生 | 女子生徒との関わり

アイキャッチ画像。
私の半生シリーズ、今回は第14回です。前回の話「運動部を避ける」はこちら。また、このシリーズの目次もあります。

世話好き女子


学校に通っていた頃の私は引っ込み思案が極端にひどく、「あ」の一言を出すのでさえ難儀するほどでした。身体も硬直して、身動き一つスムーズにとれませでした。クラスでは孤立しがちで、学校に馴染めずにいました。

こんな私でしたが、ありがたいことに、何かと親切にしてくれる同級生がいました。特に小学校時代の後半あたりから高校卒業にかけては、何度クラス替えをしてもこうした同級生が必ず一人は現れて、色々と気を遣ってもらえました。

ただ、不思議なことがありました。こうした親切な同級生は女子に多かったのです。私は男子なので、親身になってくれる同級生は同じ男子の方が多そうなものですが、一体なぜでしょう。

おそらく女子には一部に世話好きなタイプの人がいて、そうした人は、私のような同級生を見ると放ってはおけないのだろうと私なりに推測しました。ですが、それにしてもこうした女子の考えることは分からず、不思議に思ったものです。

とはいえ、私のような学校に馴染みにくい生徒にとって、彼女たちの存在はありがたかったです。学校に通うことへの苦痛は、彼女たちのおかげで軽くなりました。

ベタベタ女子


中学2年に入ると、これまた不思議な女子たちに出会いました。4人組の女子グループが、私のことを「カワイイ」などと意味の分からないことを言って、異常にベタベタ接してきたのです。私のような、黙ってて無表情で友達もいないような男の、いったい何がカワイイのか分かりません。

そのときの異常な状況を物語る物が残っています。下の画像をご覧ください。これは、その時のベタベタ女子の一人が、私の教科書の裏表紙に堂々と残した落書きです。「Love Love (ハートマーク)」と書かれてあります。クラスの男子の教科書にこんなことを書くなど尋常ではありません。

写真

ですが、このベタベタ女子たちは、変な人ばかりでもありませんでした。中には、本当に友達のように親しく接してくれた人もいました。ありがたいことです。

このベタベタ女子たちの言動は、私にとってショッキングなものでした。当時の私は非常に暗い中学生で、自分は生きる価値のない人間であり、皆から嫌われていると信じていました。ところが、彼女たちは、私と一緒にいることが楽しいようでした。自分と一緒にいて楽しい人がいる、これは大きな驚きでした。この経験は、私の自己肯定感に大きな影響を与えることになります。

このベタベタ女子たちと出会った中学2年当時は、私に決まった友達がいない時期でした。それだけに、彼女たちとの関わりは、私のクラス内の人間関係の中でも大きな位置を占めていました。こうして、クラスで関わりの多い同級生は男子よりも女子に目立つという、妙な状況になりました。こうした傾向は以後数年続くことになります。

それにしても、不思議な女子もいるものです。

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