国勢調査、ニートはどう回答すればよいか

「ニートはどう記入すればいいのか」「国勢調査では自分もニートと同じ扱いになるのでは」

国勢調査に、就業状態を問う質問項目


今年は国勢調査の年です。インターネット回答の受付は9月10日(木)から始まっています。

国勢調査には、「9月24日から30日までの1週間の仕事」という質問項目があるのですが、ニート関係では、ここが問題になるのでしょうか。Yahoo!のリアルタイム検索で「国勢調査 ニート」と検索したところ、冒頭のような趣旨の意見をいくつか見つけました(リアルタイム検索では、Twitter や Facebook での投稿を検索できます)。我が家でも、親が疑問に感じ、「ニートはどこに記入するの」と私に聞いてきました。確かに分かりにくいだろうと思います。

どう答えればよいのかというと、「その他(幼児高齢など)」と答えるのが妥当というのが私の見方です。幼児高齢などと言われると躊躇しますが、かといって「主に仕事」「家事などのほか仕事」「通学のかたわら仕事」「仕事を休んでいた」「仕事を探していた」「家事」「通学」のどれにも当てはまりません。

これは、厚生労働省によるニート(厳密に言うと「若年無業者」)の定義を調べば明らかです。仕事をしていたわけでもなければ、探していたわけでもなく(非労働力人口)、家事に従事していたわけでもなければ、通学していたわけでもない「その他」と答えた15~34歳の者が、統計上ニートとして扱われます(ただし、ニート人口の統計は、国勢調査ではなく労働力調査がもとです)。

ニートは「~でない者」という残余概念


ですが、冒頭のような声に触れると、ニート人口の統計的把握の限界を感じます(ネットの声をどこまで真に受ければよいかも難しいところですが)。ニート状態にある人が間違えて違うところに記入したり、大学受験浪人をしている人がニートとして扱われたりすることが考えられるからです。

そもそも、ニートという概念に問題があるようにも私は思います。「~でない者」という残余概念ですので、こういう問題が出てきてしまうのでしょう。

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