引きこもりたいと思ったこと、ない

「引きこもりたくて引きこもったわけではないんで……」

「好きでこうなった人なんて、いないでしょう(笑)」

引きこもりの人の居場所に通っていたときの、私とある参加者の会話です。

私は引きこもりの経験者ですが、引きこもりたいと思ったことは一度もありません。一貫して、「引きこもりから抜け出したい」と思い続けてきました。そうでなかったら、地元の引きこもり支援施設や若者支援施設に自ら何件も通ったりはしません。

奇妙に思われるかもしれませんが、感覚としては「社会に出たいけれども、出られない」といったところです。よく不登校で、「学校に行きたいけれど、行けない」という話を聞くことがありますが、もしかするとそれに似た感覚かもしれません(私は不登校は経験していないので不登校の感覚は分からず、間違っているかもしれませんが)。

出たいけど、出られない感覚


そういうわけで、引きこもりを経験したことのない方から、「私も辛さから逃げて引きこもりたいよ」「俺は引きこもりたいなんて思ったこと一度もない」などと言われると、違和感を持っていました。みんな、私が引きこもりたいから引きこもっていると思っているのかと。

ですが、「社会に出たいけれども、出られない」という感覚は、多くの人には理解が難しいだろうと思うので、こう思われるのも無理もなさそうです。

これはあくまで私個人の話でしたが、引きこもりの人一般についてはどうなのでしょう。「好きでこうなった人なんて、いないでしょう」と私に返してくれた人がいましたが、引きこもりの人も様々ですから、自分たちの例を安易に一般化するつもりはありません。

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