KHJ家族会、引きこもりに関する調査報告等を次々に公開

「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が先月から、引きこもりに関する調査報告やそれに類するものを次々に公開しています。

全て PDFファイルです。なお、PDFを閲覧するには Adobe Reader が必要です。こちら新しいウィンドウで開く)からダウンロードできます。

H27年度ひきこもりの実態に関するアンケート調査


↓ PDF143ページ (4.49MB)。2016年5月3日公開。
◇ H27年度ひきこもりの実態に関するアンケート調査
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KHJが毎年行なっている調査報告です。今年は2年間の追跡調査という初の試みも行なわれています。なお、この調査のアーカイブはこちらです。 (新しいウィンドウで開く

ヒッキーボイス~ひきこもり当事者達が望む支援のかたち~


↓ PDF4ページの冊子 (973KB)。2016年4月15日公開。
◇ ヒッキーボイス~ひきこもり当事者達が望む支援のかたち~
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「ヒッキーボイス」って何だろうと思ったら、引きこもり経験者らがどのような支援を望んでいるかをまとめた冊子ということです。実は、経験者だけでなく、支援者や家族の声もまとめられています。

ひきこもり当事者の社会的自立に向けた居場所づくり


↓ PDF130ページ (6.76MB)。2016年4月10日公開。
◇ ひきこもり当事者の社会的自立に向けた居場所づくり
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KHJが全国で行ってきた居場所作り事業の平成27年度報告書です。なお、この事業には専用のホームページがあります。 (新しいウィンドウで開く

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家族と別居する引きこもり当事者の傾向


引きこもりというと家族と同居しているイメージが強いかもしれませんが、そういう人ばかりでもありません。

「H27年度ひきこもりの実態に関するアンケート調査」の本人調査では、80名中、家族と同居していると答えた者が66.3%、別居していると答えた者が33.8%という結果が出ています(28ページ)。昨年度の調査(同居85.7%、別居14.3%)や、9ページで示されている2年間の追跡調査(同居86.1%、別居13.9%)に比べると、この調査のみ別居者の割合が多いです。

なぜ別居者の割合が33.8%もいたのか分からないのですが、ともあれ、これにより多数の別居する引きこもり当事者にアンケート調査を行なうことができ、別居する引きこもり者の傾向が浮かび上がっています。

引きこもりとレジリエンス


「ひきこもり当事者の社会的自立に向けた居場所づくり」では、レジリエンスという視点から、居場所活動の効果測定が行なわれています(102~116ページ)。

レジリエンスというと、よく「逆境力」とか「復元力」とか「折れない心」などと言われますが、この視点から引きこもりを論じたものはそう多くはないのではないかと思います。要は、引きこもり者はレジリエンスが低いのではないかということなのでしょう。この研究は、レジリエンスを規定する要因として「個人内要因」だけでなく「環境要因」も重視しています。

多額の助成、国から合計約3,000万円か


いずれも、助成を受けて行なった事業の報告書です。

○ H27年度ひきこもりの実態に関するアンケート調査

厚生労働省平成27年度生活困窮者就労準備支援事業費等補助金 社会福祉推進事業。厚労省ホームページによると、平成27年度予算で、この補助金の名目で、KHJに1,499万7千円が交付されたそうです。⇒xlsファイル。1362~1363列目に注目。厚労省ホームページへのリンク。

○ ヒッキーボイス~ひきこもり当事者達が望む支援のかたち~

平成27年度公益財団法人日本財団助成事業。交付額は知りません。

○ ひきこもり当事者の社会的自立に向けた居場所づくり

平成27年度独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業。これも国の財源からです。この独立行政法人のホームページによると、交付額は1,496万8千円。

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◇ KHJ全国ひきこもり家族会連合会
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