NEET (National Eligibility-cum-Entrance Test)

NEET検索シェア世界1の国--インド


NEET という言葉の検索シェアが最も高い国は、実はインドです。Google トレンドで NEETと検索すれば分かります。圧倒的な検索シェアです。

◇ Google トレンド (新しいウィンドウで開く

では、インドでは、教育にも就労にも教育訓練にも参加していない (Not in Education, Employment or Training) 若者がそんなに話題になっているのでしょうか。おそらく違うのではないかと思います。

インドで NEET というと、どうも National Eligibility-cum-Entrance Test というもののことのようなのです。日本語に訳すと、「全国資格兼入学試験」といったところでしょうか。実際、インドのドメイン .in に限定し、Google で NEETと 検索すると、上位にヒットする情報はこちらの NEETに関するものばかりです。

インドのNEET「全国資格兼入学試験」


National Eligibility-cum-Entrance Test は、インドの大学や大学院で、医学や歯学系のコースへの進学志望者に課される試験のことを言います。実施主体は、Central Board of Secondary Education(和訳すると、中等教育中央委員会?)です。ちょうど先月、Phrase 2 の試験が行われたそうです。

学部入学試験の場合 NEET UG、大学院入学試験の場合 NEET PG と呼ばれます。UG はUndergraduate(学部生)、PG は Postgraduate(大学院生)のことです。英語で大学院生というと graduate ではないかという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは米国英語で、英国英語では postgraduate です。

National Eligibility-cum-Entrance Test は2013年に初めて実施されました。ですが、もともとは2012年に実施される予定だったものが、州や私立大の反対により1年延期された経緯があります(インドには州があります)。また、この制度は州の大学が自身で入学者を認める権利を奪っているとして一時は最高裁が違憲と判断するなど、混乱もあったようです。

ただ、これはインドのローカル用語で、国際的には、 NEET というとやはり教育にも就労にも教育訓練にも参加していない (Not in Education, Employment or Training) 若者のことを言うのではないかと思います。検索シェアはインドの NEET に比べるとかなり少ないようですが……。

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