ニート、フリーター雇用は企業の責任?

ニートやフリーターの雇用は、企業の責任だと主張する人がいます。

そもそも、なぜニートやフリーターが増加したのかというと、その大きな理由の一つが、企業が新規採用を抑えてきたからです。若者の雇用は企業の社会的責任だし、企業は業績を回復してきたのだから、責任をもって雇用しろ!というのです。

駄目です。ニート本人の私には、とてもこういう考え方はできません。
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■ 小さな政府の時代

私の親などは、世代のせいか、国民が健康で文化的な生活を送るようにするのは政府の当然の責任だと考えています。

私はそうではありません。国民が困ったら政府がなんとかするべきだとは考えません。自分の人生は政府などには頼らず、自分で切り開かなければならない、と考えてしまいます。だいたい、政府に自分の人生をあずけるなど、危険極まりありません。

そもそも、もはやそういう時代ではありません。イギリスは「ゆりかごから墓場まで」で知られる手厚い福祉政策はやめました。日本でも生活保護の基準が厳しくなり、餓死者が増えても政府は知らん顔するようになっています。

もしかすると、私は権利意識が薄いのかも知れません。勤労という義務を果たさないまま、権利ばかり主張することには抵抗を感じるのです。労組とか学生運動とかの時代に育ったわけでもありません。

■ すべて自分の努力不足が悪い

もう一つ、自分の不遇を企業だとか政府だとか病気だとか運命だとか、自分以外のもののせいにするには抵抗を感じるんですよ。そうやって自分を省みず他人のせいにしたりするから、いつまでたってもニート生活から抜け出せないのではないかと。一流のスポーツ選手は、どんなに理不尽なことがあって試合に負けるようなことがあっても、「自分の努力が足りなかった」として、他人のせいになどはしないものです。

「なりたくてこうなったわけではない」と思う一方で、できるだけ、自分が悪いんだ自分が悪いんだ、と考えるように努めているわけです。

■ もしかすると…

もしかすると、私はただのお人よしなのでしょうか?

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コメント

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コメントありがとうございます。
中央公論の今月号に、本田由紀氏と三浦展氏の対談が載っていたのですが、「ニートやフリーターは、もっと声を上げていい。大人しすぎるのではないか」などという話があったのです(立ち読みの記憶なので、多少間違っているかもしれませんが)。

私は労働組合や学生運動の世代ではありませんし、政府に助けてもらおうという発想は、いまいち性に合いません。そういうことを言おうとしたのです。

自分を省みなくなったときは、人間をやめるときだと思っています。
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コメントありがとうございます。
御説、まことにごもっともです。ただ、ニートの私としては、政府は何らかの対策をするべきだなどと言うのは、内心どこか抵抗を感じます。政府のニート対策には、まっとうに働いていらっしゃる方々の税金が使われるわけですから、申し訳ない思いがするのです。

あまりニートが、「我々は待ち組みじゃなくて待たされ組だ。政府はなんとかしろ!」などと主張して政府の対策を引き出そうとすると、かえって一般の人から反発を受けるような気もします。我々がフランスの若者のような行動をとっても、「ならず者」と批難されるのがおちでしょう。
私は富氏さんのリバータリアンな主張を支持します。国が雇用を作るということ、それを要求するということ、その結果は、究極は戦争と植民地経済です。戦前の日本は子供が5、6人が当たり前で、家(農村)を継ぐ長男以外に飯を食べさせるためには中国はじめ海外に進出し、市場と雇用を生む必要があったわけです。
自分で商売(雇用創出)したくないできないから公務員になった人に雇用(商売)を産むのは難しいと思います。今やっているようにニート対策と称して税金を60億円かけて、猿を追い払わせる(もちろんそれが全てではなく有意義な事業もあるんでしょうが)のがせいぜいでしょう。ケインズ経済政策の頂点、アメリカのルーズベルト大統領のニューディール政策に関しても、真の経済復興と雇用回復は第二次世界大戦によるものだという説があるくらいですから。
マクロとミクロ
お人好しかどうかという問いに対してですが。
ミクロの心意気として適切です。ただし使える資源はどんどん使ってかまわないと思いますけど。ブライドが赦さないのであれば一切の公的支援に背を向けるというのも矜持かと思います。
マクロのほうでは、金融政策、経済政策、雇用政策を否定するものではありません。
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PCDさん、コメントありがとうございます。
ニートには、「政府、なんとかしろ!」と主張する人が多く、私も以前はその例外ではありませんでした。しかし、日に日にリバータリアン寄りになっています。

これには、実際に政府のニート、ひきこもり支援を受けてみたり、支援の実態を見聞きしたりしたことが影響しています。政府の支援はあまりあてにならず、結局は自分次第なんだというのが、経験等から学んだことです。あるいは、この前、ミルトン・フリードマンの著作を読んだからなのかもしれませんが。

社会に居場所がないなら、自力で居場所を作るんだ、ぐらいの心意気は持っていたいと思います(簡単なことではありませんが)。

>自分で商売(雇用創出)したくないできないから公務員になった人に雇用(商売)を産むのは難しいと思います。

なるほど、もっともです。こう考えると、ケインズ流経済政策の前提とされる「ハーベイロードの前提」は必ずしも成り立ちませんね。
お答えいたします。
ニート85万人と言われますが、本田由紀氏の『「ニート」って言うな!』によりますと、この85万人のうち、3分の2は、芸能芸術プロに入る準備、進学・留学の準備、家業の手伝い、結婚の準備その他、さまざまなことをしています。世間の「ニート」のイメージに近い、特に何もしていない人たちは、実は85万人のさらに3分の1、28万人ほどに過ぎません。この中には、重度の障害を背負っていて働けないような人たちも含まれているものと思われます。

また、厚労省によると、ニート人口の増加率はここ数年横ばいを続けており、決して増えてはいないそうです。

このように見てみると、世間で言われているほどニートは大きな問題ではないように考えられます。

世間でいうニートの人口が28万人だとして、これが日本経済にどのような影響があるかについては、ヘナチョコ経済学士の私には分かりません。ただ、昔から働かない人というのは、ある程度いたのではありませんか?

ニート対策については様々な議論が交わされており、私にはどの言説が正しいのか、なかなか判断できません。政府は何らかの対策を講ずるべきだという主張も多いですが、逆に、そんな無駄なことに税金を使うな、放っておけと主張する人もいます。景気が回復して雇用情勢が改善すると、ニートが増えることもなくなるだろうという説もありますが、これについても正しいかどうかはよく分かりません。
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なぜこれだけ大きく問題視されているのか
なぜニート対策ということがこれだけ叫ばれているのかと申しますと、まず政府がニート85万人の意味を誤解しているということが挙げられます。

あと、ニートは、若者の離職やフリーターの増加と関係があると見られていることも見逃せません。ニートも若者の離職もフリーターも、もし根っこが同じなのだとしたら、かなり大きな問題ということになります。

若者の離職やフリーターとニートの関係については、これからこのブログの中で究明していきたいと考えています。
ロシア、アルゼンチン、韓国、経済破綻させたのはアメリカの経済学を学んだスタッフでしょう。
国、政治家、公務員にできることはお金をばらまくことですが、受け皿がしっかりしていなければ地下の金まわりがよくなるだけでしょう。日本だってつい最近日銀が湯水の如く刷ってばら蒔いた金が一旦ホリエモンのポケットにたまった後、怪しいところに流れていったわけですから。
なぜ、大きく問題視されているか?
誤解しているわけではありません。問題にすることにより、お金を出すことができるようになるからです。何も問題なければ予算をつけることができません。役人や学者は使った予算の額の大きさがその権力に直結します。
PCDさん、いつもコメントありがとうございます。
>受け皿がしっかりしていなければ地下の金まわりがよくなるだけでしょう。

なるほど、受け皿ですか。このあたりが、マクロ政策の難しいところなのでしょうか。またしても私は何か勘違いしていたようです。

>問題にすることにより、お金を出すことができるようになるからです。

なるほど、その視点を忘れていました。ご指摘ありがとうございます。最近は「ニート利権」なる言葉も聞きます。

机上の学問ばかりしていたせいか、現実の経済を見る目が養われていません。まだまだ勉強が足りません。
バブル崩壊とグローバル化によって企業は人件費の削減をせまられた。

今まで、長く企業に勤めていれば、自動的に収入が増え、地位が上がって

いくという時代が終焉を迎えた。年功序列という制度が揺るぎだした。

人件費削減のために40歳になったら課長どころかリストラの憂き目に遭う人が続出した。

そして締めに人件費削減のために行ったことは

若者を正社員から安上がりな派遣、フリーターにさせることだった。

では、残った正社員はどうなるのか。人員削減だけで、

仕事の量は減らないために

過酷な長時間労働を強いられることになった。

派遣、フリーターは労働時間は長くないが極度の低収入。

だからといって正社員が天国かというと

過労死を生み出すほどの労働地獄。

このような状況を生み出したのがニートですか?

ニートが増えた理由を豊かすぎるから。

甘やかしすぎ。といったきわめてゆがんだ

見解をする馬鹿なコメンテーターがいますが、

ひきこもるというのは、どこにも出口がない

八方ふさがりの状態であるともいえます .

そりゃそうですね。

正社員は地獄、フリーターはだめ。

だからといって夢では生きていけない。

じゃあどうすればいいんですか?

私は、まず、ニートを攻める暇があったら

フリーターの待遇を改善することが急務です。

フリーターという生き方を認めていけば

ニートもフリーターになろうとして

結局はフリーター、ニートの問題には

一番きくのではないかと思ってます。

これは反社会学講座でも述べられております。

ネットで反社会学講座と検索すれば出てきます。




ようさん、コメントありがとうございます。
私はニートの立場として、ニートが増えた原因を社会の側に求める考え方はなかなかできません。まるで言い訳のようになってしまうからです。ただ、ようさんがおっしゃりたいことは分かります。

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