心理カウンセラーになりたいなんて言う人の気が知れない!
今回私が書いた記事の前段が残念ながら誤解を与えているようなので、最初にお断りしておきます。
この記事の前段は、心理カウンセラーを志望される方々、実際に心理カウンセラーとして働いていらっしゃる方々を誹謗中傷する目的で書いたものではありません。
最近は心理カウンセラーという仕事が大変人気ですが、中にはその実態を知らずに漠然とした憧れを抱いている方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際は、記事にも書いたとおり、常勤の仕事が少ないなど、なかなか大変なものなのです。この記事の前段は、そうした事情を知らずに漠然と憧れている方々に警鐘を鳴らす目的で書いたものです。
私のある知り合いは、臨床心理士になりたいと担当のカウンセラー(臨床心理士)に話したところ、「やめたほうがいい」と忠告され、思いとどまったそうです。その人は、自分は臨床心理士というものを甘く見ていたというようなことを私に話してくれました。
心理カウンセラーになるには、甘い考えではだめなのです。
この記事のタイトルは、そうした甘い考えでカウンセラーを志望する人の気が知れない、というぐらいに解釈してください。
(6/29/2006)
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「gooランキング」より
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/
014/want_nowon_job/&f=news&LID=news
やっぱり、心理カウンセラーって花形職業なんですね。
■ 心理カウンセラーは魅力的な職業か
それにしても、心理カウンセラーって、そんなに魅力的な職業なのでしょうか。いつも身近に見ている私には、あまりそのようには映らないのですが。
■ 心理カウンセラーの多くはフリーター!
以前、私が参加するひきこもりデイケアに参加していらっしゃったY美人臨床心理士は、ご自身のことを「アルバイト」とおっしゃっていました。非常勤職員ということです。
心理カウンセラーが就くことができる仕事はたいてい不安定な非常勤職で、常勤職は限られているというのが常識です。
心理カウンセラーというと、何の資格を持っていない「自称心理カウンセラー」が多いとよく言われてきましたが、最近は指定大学院を出て臨床心理士の資格をとらないと、その職に就くことが難しくなってきているそうです。
つまり、心理カウンセラーは大学院を出てまでフリーターをやっているわけです。当然、身分は不安定ですし、収入も少ないです。あなたは、これでも心理カウンセラーになりたいと思いますか?
■ 心理カウンセラーは結婚できるのか?
だいたい、心理カウンセラーになんてなったら、まともに結婚することができるのだろうかと私などは素朴に疑問に思います。
男性諸君、もしあなたが好意を抱いた女性が「精神科で、うつ病など心の病気で苦しんでいる人たちの治療にあたっています」と言ったら、どう思いますか?普通、ひきますよ。まあ、このサイトをご覧の方々なら話は違うかもしれませんが、世間一般の人たちは、精神科や診療内科に対して強い偏見を持っているものです(いいか悪いかは別として)。
おまけに大学院を出ている女性なんて、男性はますますひきます(これも、いいか悪いかは別として)。
以上は女性カウンセラーに関する議論でしたけれども、男性カウンセラーの場合は、もっと悲惨でしょう。非常勤でフリーターのようなことをしている生活力のない男性を、果たして女性はどういう目で見るでしょうか(これも、いいか悪いかは別として)。
あなたは、これでも心理カウンセラーになりたいと思いますか?
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■ カウンセリングは、勝ち組が負け組を治療してあげる行為
話は変わりますが、冒頭でお話した通り、心理カウンセラーは花形職業です。ということは、心理カウンセラーとして働いている人たちは「勝ち組」(こういう表現はあまり好きではないのですが)というわけです。一方、私のようなひきこもりクライアントは「負け組」になります。
このように、心理カウンセリングは、勝ち組が負け組を治療する構図であることは明白です。
■ 私がY美人臨床心理士と信頼関係を築けなかった理由
私がY美人臨床心理士と信頼関係を築くことができなかった理由の一つは、このあたりになります。
Y美人臨床心理士は自分と同世代だったために、比べてしまうんですね。で、「お前のような花形職業のやつに、俺の何が分かるんだ」となってしまう。それで、カウンセリングの大前提である信頼関係(ラポール)が築けなくなるのです。
クライアントの私から見れば、クライアントと信頼関係すら築けないカウンセラーなんて、その資質を疑います。カウンセリング以前の問題です。こんな人が、よくぞまあ臨床心理士の資格なんて持ってるものだとあきれます。しかし、世の中よくできたもので、私との信頼関係の構築に大失敗したY美人臨床心理士は、その後栄転されました。「栄転」です。「左遷」ではありません。
それにしても、どうして私は、こんな「アンチ心理カウンセラー」の記事ばかり書いてしまうのでしょうか。
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★ 心理カウンセラーの待遇はどうなってるんだ?
★ カウンセラーとクライアントが対等なわけないだろ!
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Comment
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[384] コメントありがとうございます。
もちろん、心理カウンセラーを志望する方々、実際にその職に就いている方々は、そのあたりを覚悟してのことでしょう。職業の選択は個人の自由ですし、それを批難するつもりはありません。ただ、私個人としては、もし仕事をえり好みできるのなら、こういう仕事には就きたくはありません。知り合いに甘い考えでカウンセラーになりたいという人がいたら、とめます。
後段については、1クライアントが実際にカウンセラーと接して感じたカウンセリングの限界について述べたものです。特定のカウンセラーについて批難する内容を含んでいますが、クライアントにはクライアントの立場があります。
[387]
これこそ偏見なのでは?
と思ってしまう僕は世間一般から外れているのでしょうか。
それにY美人臨床心理士についてですが少なくとも僕にはとても合う方でした。
富氏さんの場合は臨床心理士とクライアントと言う関係以前に人間的・性格的に合わなかったのだと思います。誰だって苦手な人間は居ますし。
ですから臨床心理士の素質云々と言うのは少し違和感を感じます。
[389] コメントありがとう。
>これこそ偏見なのでは?
>と思ってしまう僕は世間一般から外れているのでしょうか。
えっ、そうなの?どっちなんだろ。
>富氏さんの場合は臨床心理士とクライアントと言う関係以前に人間的・性格的に合わなかったのだと思います。
なるほど、そういう見方もあるか。
ただ、例えクライアントがカウンセラーにとって相性が悪い人であっても、なんとか信頼関係を築いてうまくやっていくのがプロのお仕事だとも思う。特に、心理カウンセラーの中でも、臨床心理士という高度な資格を持つ人が「あの人とは人間的・性格的に合わないから、信頼関係を築けません」と言うのは、言い訳にならないのでは?どうしても信頼関係を築けそうにないのだとしたら、自分の力の至らなさを素直に認めて大人しく手を引くべき。いつまでも仲の悪いクライアントとだらだらやろうとするカウンセラーは、どうかと思う。
一方、我々クライアントにとっては、自分に100%合ったカウンセラーなんてどんなに探しても見つからないだろうから、多少合わないカウンセラーとも仲良くやっていこうという努力はもちろん必要。カウンセラーと喧嘩しても、いいことなんてないんだから。どうしてもそのカウンセラーと合わないという場合は、距離を置けばいい。
[635]
富氏さんはご自身をさらけ出してカウンセラーと接したでしょうか?金稼ぎのために臨床心理士を目指す、もしくは格好がいいから目指す人もいるかと思いますが、この記事は本当に人を救うために目指している、また現在カウンセリングを行っている方達に対する間違った印象を与える原因になるような気がします。失礼だと思いました。
思想は人それぞれ自由ですが、個人の何かに対して支障をきたす内容を公共の場で表現するのはいけないと、僕は思います。結婚に関しても、それこそ偏見ですよ。僕の知り合いはむしろ、そのような仕事をする配偶者を尊敬しています。もちろん結婚前からです。
ぴったり息の合うカウンセラーなんか、そうそういないですよ。治療はクライアント本人の積極性も大切だと思います。「お前が何とかしろ」というような感覚ではカウンセラーも戸惑うでしょう。依存しすぎもよくないと思いますよ。
同じクライアントという立場から見て、貴方から治そうというものは伺えない。失礼しました。
[636] 聡さん、コメントありがとうございます。
最近、私は「難しい患者さん」という言葉を知りました。医師患者関係において、医師が受容や共感の姿勢を示しても、どうしてもコミュニケーションがとれない、そうした患者のことを医師はこう呼んでいるそうです。こうした患者は「精神病理水準という観点から見ると人格障害水準にあることが多く」とする指摘もあります(斉藤清二『医師と患者のコミュニケーション』、日医総研、2005年、34ページ)。私などは、カウンセラーからすれば、「難しいクライアントさん」と映ったかもしれません。
ただ、難しいクライアントの立場から言うと、コミュニケーションが苦手な自分を変えたいからひきこもりデイケアに参加したのにもかかわらず、カウンセラーとさえコミュニケーションをとれないというのは、この上もない苦しみです。
>この記事は本当に人を救うために目指している、また現在カウンセリングを行っている方達に対する間違った印象を与える原因になるような気がします。
冒頭に「中にはその実態を知らずに漠然とした憧れを抱いている方もいらっしゃるかもしれません」と書いてます。カウンセラーを目指す全ての人が甘い考えを持っていると書いたわけではありません。
>結婚に関しても、それこそ偏見ですよ。
私は精神の問題を抱えているために世間の偏見に苦しんでいる人を知っており、このような書き方をしました。
>「お前が何とかしろ」というような感覚ではカウンセラーも戸惑うでしょう。
檻神熾綺さんに対する私の返信を読んでいただければと思います。
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[643] 管理人のみ表示の方、コメントありがとうございます。
労働市場の原理から考えると、心理士の賃金や待遇が悪いのは心理士の数が多すぎるからであり、このような状況で心理士が増加すれば、賃金や待遇はますます悪くなります。しかし、心理士の待遇には保険点数が関係していたり、就職先も市場原理とは関係が薄そうな公共機関(非常勤含む)が多かったりするそうですから、私の理屈は現実には合わないかもしれません。
医師患者関係、難しい患者への対応等については、既に多くの議論があり、体系化もなされているのではないかと思いますが、いずれにせよクライアントの満足度が高いサービスが提供されて欲しいというのが願いです。クライアントも、お客様は神様とばかりに、パワハラまがいの言動をするのは当然慎まなければなりません。
心理学を学ぶ人には、その人自身が何か問題を抱えている場合が多そうです。
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