週記:「無理しないで」が体のいい言い訳に
半ひきこもりの私は、「無理しないで、一歩ずつ行こう」という言葉をこれまで何度か耳にしてきました。今でも、ちょっと今の自分には少し力に余ることやっているかなあと感じたときなどに、「無理するな」という言葉がときどき頭をよぎります。
本当に無理しなくていいのでしょうか?自分を甘やかすだけのような…
■ なんだか忙しくなってきた
最近、私はなんだか忙しくなってきました。ワールドカップを見る余裕もありません。といっても、社会で立派に働いていらっしゃる方々に比べれば大したことはしていないのだろうとは思います。
昔からそうなのですが、私は忙しくなればなるほど、無力感に陥る悪い癖があります。
こんなにやることがたくさんあるのに、自分は何一つ満足にこなせない。自分はなんて駄目な人間なんだ、こんな自分が社会で通用するはずがない、と。
私がこう考えるのは完璧主義だからなのでしょうか(誤字脱字だらけのブログを書く私が完璧主義とも思えないのですが)、それとも本当にどうしようもないほど自分は無能だからなのでしょうか。
何かに忙しくしていなさい。忙しい人には不幸でいる暇など全くない。
Keep busy at something. A busy person never has time to be unhappy.
というのは、『宝島』を書いたスティーブンソンの言葉だそうですが、私の場合はそうでもないようです。
■ 「無理するな」が頭をよぎる…
こういう時に頭をよぎるのが「無理するな、ひきこもりの若者が急に頑張ろうとしても難しいのだから、易しいことから一歩ずつやればいいんだ」という言葉です。
これは、私がひきこもりの本やウェブサイトを読んだり、ひきこもりデイケアに通っていろんな人たちと接した中で見聞きした考え方です。
無理しすぎて失敗して、自信をなくすのが一番こわいということでしょうか。ひきこもりの当事者ではない方には「甘い」と映るかもしれません。
■ 困難なことから逃げ出すと成長はないのでは…
かといって「そうか、無理しちゃいけないんだ!」なんて考えて、目の前の困難なことから逃げ出すのもいかがなものかという思いも頭をよぎるのです。
いつまでも安易なところにとどまって、困難なことを避けてばかりいるようでは、人間的な成長はありません。
とにかく、頑張ってみたいと思っています。このままだと、100%自分に将来はないので。
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