週記:ニートひきこもりが住んでいることを近所に隠せなくなってきた
私が働いていないニートかひきこもりの若者ということを、近所に隠せなくなってきました。
最近、私の親が、平日の真昼間に、私をお使いに出すようになったのです。ときどき、近所の人と顔を合わせます(特に、お隣さん)。実に気まずいです。
■ 近所の目を気にする私
ひきこもりの若者といっても、多少の外出ができる人がいます。ただし、こうした人の多くは、近所の目を気にして深夜にしか外出しないとも言われています。
私も近所の目が気になります。コミュニティーが残る地方都市に住んでいますから、なおさらです。かといって深夜に外出するようなことはありません。日曜祝日や土曜日に本などを買いにたまに外に出る程度です。
私が歯医者に行かない理由の一つも、ここにあります。近所の歯医者は日曜祝日は営業していません。私は虫歯だらけで、中には欠けてしまった歯もあります。ご飯を食べるにも不自由です。ですが、人目が気になるので歯医者には行きません。
■ 親も、なぜ私をお使いに出す?
親も、なぜ私を平日の昼間にお使いに出すのでしょうか。私が近所の人と顔を合わせるかもしらないということを想像できないのでしょうか。それとも、それ以上にお使いが大事だと考えているのでしょうか。あるいは、お使いに行かせると私のひきこもりが治ると考えているのでしょうか。
実は私の親も、近所の目や世間体を非常に気にする人です。私は子どもの頃から、親に「そんなことしたら、近所の人に変な目で見られるでしょ!」と言われながら育ってきました。10年ほど前に今の家に引っ越してきたのも「近所の人に変な噂を立てられているかもしれないから」という理由でした。今でもそういうところは変わっていない様子です。それだけに、私をお使いに出すのが不思議でなりません。
■ 「近所の目が気になるから行きたくない」なんて言えない
私がお使いを頼まれるのは、部屋から一歩も出られないほどの重度のひきこもりではないからでしょう。外に出ようとすれば出られないことはないんですね。
私は年齢的には大人です。「お使いに行って」と言われて、「嫌だよ!近所の目が気になるから」なんて、とてもではないが言えません。気に食わない頼まれごとをされたら暴力に訴えるようなことも、できません。だいたい、私は頼まれたら断れないタイプの人間です。
言えないだけに察してほしかったのですけれども、甘かったようです。
■ とにかくお使いに行ってみる
お使いは8月9月の短期間のようなので、しばらくの我慢と自分に言い聞かせて行くことにします。
とはいえ、この期間中に何度も近所の人に顔を合わせて「あの家の人、平日の昼間に何度も外に出ているけど、お仕事してないのかしら?」と思われることは必至です。
ただ、周囲のことはできるだけ気にしないように心がけます。私がニートひきこもりだということがばれても、いくらなんでも立ち退きを要求されたり、爆弾入りの手紙を投函されたり、生命の危険にさらされたりすることはないでしょうから。多少の嫌がらせなら受けるかもしれませんが。
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コメント
- そうなのかな?
- 富氏さんはじめまして^^
>近所の目を気にする私
うんうん。気になりますよね。私の場合、一応働きはじめた今でも気になりますので、ある意味それは普通なのではないでしょうか?
で、どうするか?ってことの方が重要だと思うのですよね。気になるから、ほとんど外出しないって方向性が良いとは、これも普通思わないでしょうからね。
それと、歯医者だけは行ったほうがいいです。私の経験上、歯がぼろぼろとかになってくると、それにさえ引け目を感じて、なおさら外に出れなくなりますから。私の場合、かなりひどい状況になってから行くことになったので、ボンボン歯を抜かれて閉口しました。
歯医者とかって、普通週一回とかだったりすると思うのですが、私の場合は、「○○さんは、ちょっと時間かかるから、週2回来るようにしてみる?」と提案されて治療したりなんかしていました(笑)
>親も、なぜ私をお使いに出す?
それは、馬鹿息子(失礼<笑>)に外に出て欲しい、出れるようになって欲しいってことだと思いますよ。
常識的に考えて、ニートひきこもりの子供より、お使いの方が気にかかるという親はいないでしょうから。
世間体に関しても、親もその部分を克服しよう。または、しようとしていることを伝えようとしているのではないでしょうかね?
自分たちが克服できなければ、なおさら子供は克服できないだろうって感じなのでは?
>言えないだけに察してほしかったのですけれども、甘かったようです。
確かに甘いと思います。でも、それは、そういうことを察して欲しいという甘えに対してではなく、親がそういうことを察していないと考える甘さに対してです。
>とにかくお使いに行ってみる
上記は、とても良いことだと思います^^適度にがんばってみてください、でも無理はせずに(って言うのは簡単なんですけどねー;;)
>ただ、周囲のことはできるだけ気にしないように心がけます。
そういう思考法。とても共感できるのですけど、私の経験上、外に出れるってことを実感するっていうのが大切だったように思います。
確かに、自分には恥ずかしい点が多々あるけど、まあ、外に出れるって感じでね。
そして、
>いくらなんでも立ち退きを要求されたり、爆弾入りの手紙を投函されたり、生命の危険にさらされたりすることはないでしょうから。多少の嫌がらせなら受けるかもしれませんが。
なんてことも起こらないってことも実感して欲しいです。
私も、町内会とかがしっかり機能している田舎に住んでおりますが、上記のようなことは起こりませんでした。
もちろん、私がニートひきこもりであることを、ご近所が、よーーーく知っている上での話です(笑)
- コメントありがとうございます。
- 元ひきこもり?さん、はじめまして。
>気になるから、ほとんど外出しないって方向性が良いとは、これも普通思わないでしょうからね。
おっしゃる通りです。ですから、土日や祝日には外出するようにしています。ひきこもりデイケアにも参加しています。しかし、平日の昼間には抵抗を感じています。
>それと、歯医者だけは行ったほうがいいです。私の経験上、歯がぼろぼろとかになってくると、それにさえ引け目を感じて、なおさら外に出れなくなりますから。
なるほど、分かるような気もします。私はひきこもりデイケアでは、自分の笑顔が周囲からどう見られているか、ずいぶん前から気になっています。笑って歯を見せると虫歯が分かりますから。放置すればするほど治療費が高くつくことになりそうです。それ以上に問題なのは、このままだと虫歯が悪化して、何も噛めなくなる事態になるかもしれないことです。
>それは、馬鹿息子(失礼<笑>)に外に出て欲しい、出れるようになって欲しいってことだと思いますよ。常識的に考えて、ニートひきこもりの子供より、お使いの方が気にかかるという親はいないでしょうから。
それはあるかもしれませんね。ただ、ここでいう「お使い」は特殊なもので、誰かが行かないと大変なことになる、非常に重要なものだと親は考えているようです。私は親は少々考えすぎではないかと思うのですが、承諾したからにはしっかり行きます。
>確かに甘いと思います。でも、それは、そういうことを察して欲しいという甘えに対してではなく、親がそういうことを察していないと考える甘さに対してです。
おっしゃる通りかもしれません。
>私の経験上、外に出れるってことを実感するっていうのが大切だったように思います。
なるほど、勉強になりました。ただ、隣の家に小さな子どもがいることが気になります。子どもを持つ親としては、隣にひきこもりが住んでいるとなると、不安でしようがないはずです。
- こんばんは。自分のコメント見直すと、なんかちょっと偉そうですね。お恥ずかしい(苦笑)。
私自身、いつまた逆戻り?って不安なんかもある状況だったりするのに(笑)
参考になるかわかりませんが、私が今抜け出したというか、抜け出す過程にいるという状況になったきっかけについて述べて見たいと思います。
客観的なきっかけは、富氏さんもご存知の若者自立塾なるものに入塾したことにあります。富氏さんは、別の項目で、自立塾に対する疑問のようなことを述べられていたと思いますが、それもあたっていると思いますので、これから述べることは、それへの反論でも、まして塾の宣伝でもありませんので(笑)
自立塾に入塾したことが、私にとって客観的に良かったといえる点は、
親&世間(近所)というものから一定程度の距離を置くことができたこと。にあったように思えます。
つまり、そのようなことを気にせずに、会話・行動できる機会が与えられたこととも言い換えられると思います。
そして、そこでの人との出会い。これが大きかったと思います。
人との出会いに感謝できたから、人の優しさや思いやりを感じ、自分もそうありたいと思えたのか、人から優しく思いやりをもって接してもらえたから、人との出会いに感謝できたのか。今でもはっきりとはわからなかったりしますが。それが、ほぼすべてと言ってもいいかもしれません。
だから、私はとりあえず、ありのままの自分で勝負してみようと決意できたのだと思います。
それは、塾内でも、塾外の人と交わる活動においても、塾を終えた後の行動においても、できるだけ正直に自分を語ろうと努力してきたつもりだったりします。
従って、履歴書の大いなる空白などについても、就職のための講座をうけるときも、ジョブカフェなどの就労のための支援をうけるときも、もちろん、就職のための面接のときも(っていっても正社員ではないのですが<苦笑>)、できるだけ正直に語るというか、そこから逃げることだけは、もう止めにしようと決意して行動してきました(って書くとスムースにことが運んだように聞こえるかもですが、そうでもないです<笑>)
そして、そのように行動した結果、ドン引きしていってしまう人よりも、こんな私に、励ましの言葉や、自分の体験談や失敗談等々、色々な示唆を与えてくれる人の方がはるかに多いということを実感できました(これは、ニートひきこもりを支援する立場の方々だけではなく、まったくの知り合ったばかりの赤の他人においてもです)
なんか、こうして書いていると、自立塾にジョブカフェって感じで、オマエは国家政策の宣伝マンか?って感じで、自分でちょっと恥ずかしかったりするのですけど。
でも、そのような支援なり機関なりを、現状のしょうもない自分というものをとりあえず認めて素直に利用・活用できた点が、今、自分的には、良いと思える方向に転がっていくことになっているのではないか?と自己分析OR自己満足?しているしだいであります。
そうは言っても、今でも、親や近所に対しては、心理学上の転移とかいうのでしたっけね?そういう感情に悩まされるというか、凹まされることも結構あったりするのですけどね。
過去の自分に対するコンプレックスや、現状の自分でもまだまだ物足りないような焦燥感から、そういうのが出ているのではないか?と自分では思っているのですが、そうわかっていても難しいことは、やっぱり難しかったりします。
少しでも参考になれば幸いです。
- ご助言、ありがとうございます。
- 拙ブログの深い部分までご覧になってくださったようで、ありがとうございます。
私は残念ながら若者自立塾の「入塾者の要件」により、入塾しようにも排除されてしまうのですが、お話は参考になりました。実際に入塾した人は少ないようですから、元ひきこもり?さんのお話は貴重です。私は自立塾はニート問題、ひきこもり問題の解決に万能ではないけれども、一定の役割は果たしているのではないかと考えています。実際に入塾したことがない私が言うのもおこがましいかもしれませんが。
>親&世間(近所)というものから一定程度の距離を置くことができたこと。にあったように思えます。
自立塾は合宿形式でしたよね。私が参加しているひきこもりデイケアは合宿ではないので、親と同居し、近所の視線を気にしながら通っています。お話を伺う限り、親や世間(近所)というものは、大きいものなのかもしれないと考えさせられます。
>人との出会いに感謝できたから、人の優しさや思いやりを感じ、自分もそうありたいと思えたのか、人から優しく思いやりをもって接してもらえたから、人との出会いに感謝できたのか。今でもはっきりとはわからなかったりしますが。それが、ほぼすべてと言ってもいいかもしれません。
自立塾での人との出会いというと、塾のスタッフや同僚たちとの出会いということになるのでしょうか。実際に元ひきこもり?さんのような体験をしていない私にはなかなかピンとこない話ですが、その意味を考えてみることにします。
>そして、そのように行動した結果、ドン引きしていってしまう人よりも、こんな私に、励ましの言葉や、自分の体験談や失敗談等々、色々な示唆を与えてくれる人の方がはるかに多いということを実感できました(これは、ニートひきこもりを支援する立場の方々だけではなく、まったくの知り合ったばかりの赤の他人においてもです)
なるほど。元ニートや元ひきこもりの就職活動というと、辛酸をなめるような体験談ばかり聞くのですが、こういう例もあるのですね。
元ひきこもり?さんと違って私にできない点は、支援なり機関なりを利用できないことですね。私の住む地域ではニートの就労支援が遅れていて、自立塾もありません。現在、ようやく重い腰を上げて支援体制を整えようとしているところです。
お話、勉強になりました。ありがとうございます。



