地域若者サポートステーションって、どうなの?

政府の平成18年度予算にニート対策として「地域若者サポートステーション」の設置が盛り込まれましたが、そのステーションが、今年8月あたりから、福岡県など一部地域で始動したようです。

地域若者サポートステーションにはキャリアコンサルタントや臨床心理士などが派遣され、若者やその親等の相談に応じるそうです。

お断りしておきますが、私はもともと自己主張は控えめなタイプで、権利を主張するより先に義務を果たすべきだと考える傾向があります。勤労という社会的義務を果たしていないニートひきこもりの私が、働いていらっしゃる方々の血税を使って、ニート支援のために政策的にああされるべきだ、こうされるべきだ、と主張するのは苦手です。

ただ、こういう支援機関ができたのは大変ありがたい話だと思っています。ニートといっても、本当は働きたいと思っている若者も多いのですから。 * * * * * * * * * *

■ 就職相談の専門の窓口がやっとできた

これまで、我々のような若者を支援する機関といえば、ひきこもり問題の相談窓口である精神保健福祉センターや保健所、それと若者の就職支援を担うジョブカフェなどがありました。

しかし、精保センターや保健所で対応にあたる心理カウンセラーの得意分野は、心理カウンセリングやデイケアの運営で、キャリアカウンセリングではありません。

ジョブカフェにしても、(少なくとも私の地域では)学生や再就職を希望する若者を主なターゲットにしているようでした。もちろん、ニートやひきこもりも支援の対象ではあったようですが、専門の相談窓口はありませんでした。

支援機関名に「ニート」の名前を排したのも評価したいと思います。「地域ニートサポートステーション」という名前のところには少し通いにくいですから。「ニート」は今や差別用語と化した感があります。

■ しかして、その実態は?

しかし、そのステーションの実態は、どうなのかは私にはよく分かりません。実際に行ったこともありませんし、クチコミ情報もありません。ステーションはまだ始動したばかりで、ノウハウの蓄積も無く、手探り状態だろうと想像しています。

私としては、地元にステーションができても、履歴書の空白を治してくれるわけではないので、行っても仕方がないのではと考えてしまいそうです。

それに、この事業に関する厚生労働省の事業評価書に、私たちのことを「職業意識が欠如している」云々と記述していることも個人的に気に食わず、「こんなところに通ったら、どんな偏見な目で見られるか分からない」と、私の不信感を煽っています。

ただ、私には社会恐怖傾向、対人恐怖傾向があるので、様子を伺う意味でもステーションの臨床心理士にカウンセリングに行ってみるぐらいのことはするかもしれません。

■ ニートと発達障碍(障害)

なんて記事を書いていたら、Yahoo!で、ニートと発達障害の関連を指摘した読売新聞の記事を発見しました。何を今更、と私などは思うのですが、正しい政策対応への前進につながるのなら嬉しいです。


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