バルセロナで「ひきこもり」を検索(1)

Google Trends によると、世界で "Hikikomori" という言葉が最も多く検索されている国はスペインなのだそうです。

[Hikikomori 検索地域トップ10]

1 バルセロナ(スペイン)
2 マドリード(スペイン)
3 メルボルン(オーストラリア)
4 アムステルダム(オランダ)
5 シドニー(オーストラリア)
6 ブリュッセル(ベルギー)
7 ニューヨーク(アメリカ)
8 ミラノ(イタリア)
9 東京(日本)
10 パリ(フランス)

(Google Trends より。2006年10月13日検索)

アメリカのランクが意外に低いですね。イギリスではBBCが Hikikomori を報道しましたが圏外です。カナダも圏外。

日本のランクが低いのは納得がいきます。英語は母国語ではありませんから。中国では、ひきこもりは「隱蔽青年」と呼ばれているためか、圏外です。

さて今回は、スペイン語ウェブサイトを巡回して、スペイン語圏においてひきこもりがどう説明されているかを調べてみました。 * * * * * * * * * *

■ ヒット数

Google や Yahoo! Espana でスペイン語に絞って "Hikikomori" と検索すると、それぞれ 41,600件、13,800件ヒットします。

全てのページを読んでみたいところですが、そんな余裕は私にないので、とりあえず Google でヒットした上位100サイトを読んでみることにしました。

■ 自殺と関連付けた説明が多い

スペイン語圏のひきこもりに関する説明も、おおむね日本のものと変わりはありません。日本の文献を参考にしているのでしょう。

ただ、気になったのは、ひきこもりと自殺を結びつける説明が妙に多かったことです。

これはおそらく、スペインの情報サイト Noticiasdot.com の記事 "Hikikomori, ¿Suicidas potenciales?"(「ひきこもり、自殺の可能性?」)という記事の影響でしょう。ひきこもりを題材にしたスペイン語圏のブログの記事を読んでいると、この記事を転載したものや、サイトへのリンクを時々見かけます。

Noticiasdot.com の記事はひきこもりに関する全般的な説明で、自殺に関する記述は少ないです。しかし、タイトルに「自殺」を持ってきていますし、関連ニュースとして "Preocupación en Japón por ola de suicidios concertados a través de Internet"(日本のインターネットと自殺に関する記事)を挙げています。

このことに加えて、日本には自殺者が多いので、どうしても関連づけて説明してしまうのでしょう。

■ 余談:謎の日本人イラスト

ところで、上の Noticiasdot.com の記事にある、額に赤い●マークをつけた日本人と思われるイラストは、いったい何なのでしょうか。

ニュージーランドのひきこもり漫画サイトhttp://www.hikikomori.tv/ に登場するひきこもり男性と同じイラストですが、気になります。

(つづく)

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◇ バルセロナで「ひきこもり」を検索(2・完)



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