ドジ!

恥ずかしながら、私は昔から、人並み外れてミスが多い、極度のおっちょこちょいでした。

学校では、授業を真面目に聞き、宿題も予習も忘れない真面目な生徒として通っていましたが、なぜか「忘れ物」がとても多く、クラスの「忘れ物」の8割以上は私が占めていたほどでした。

母子家庭の長男でありながら、親の手伝いをあまりしたことがないのも、私のミスがひどすぎたためでした。私が家事を手伝うと失敗が多すぎてかえって足手まといになるので、余計なことはするな、などと通告されていたのです。

こんなにミスが多すぎる人間が、将来社会に出て通用するのだろうかと、子どもの頃から悩んでいたものです(そして、その通りの大人になってしまいました)。

■ いくら叱られても、ミスは直らない

ミスをする度に、親にはよく叱られてきました。

しかし、いくら叱られても、ミスは直りませんでした。むしろ、叱られることにより、かえってミスの頻度が増えているようにさえ思えました。 * * * * * * * * * *

■ ミスを減らす努力

ミスが多いのであれば、それを減らす努力というものが必要です。知恵を絞って、ミスを減らす方法を考える必要があります。

しかし、私は、考えても考えても、そうした知恵が思いつきませんでした。頭が悪いと、どうしようもありません。

せいぜい思いついたことといえば、入念に見直すということでしょうか。例えば、試験でケアレスミスが多いというのであれば、見直しをしっかりすると。しかし、何度見直しをしても、ケアレスミスは直りませんでした。ひどい話です。

■ ドジばかりという人間は、救いようがない

私が大学在学中にお世話になったある先生は、アメリカで経営学を学んだ経験もあって、"Can Do Spirit"(やればできるの精神)の塊のような方でした。人間には無限の可能性があるというお考えのようでした。

しかし、その先生までもが、「何をやっても失敗だらけ、ドジばかり、という人間は救いようがない」とおっしゃっていたのを忘れることはできません(もしかすると、暗に私のことを指していたのかもしれません)。

人間には無限の可能性があるというのは、あくまで一般論であって、例外もいるということなのでしょう。

■ 自信がなく、おどおどしているとミスしやすい?

こんな私ですが、今では「多少は」ミスが少なくなったように思えます。

確たる根拠はないのですが、子供の頃にミスが多かったのは、もしかすると自分に自信がなく、いつもおどおどしていたことが関係していたのではないかと、今では思います。

おどおどしていると、いつも「また失敗するんじゃないか~また失敗するんじゃないか~」などと心配になります。「もう二度と失敗するなよ!」などと叱られると、それに拍車がかかります。そして、不思議なことに、心配した通りの結果になるのです。

■ ちょっとした失敗は、人生の終わりではない

おどおどしていると、さらに悪いことに、ちょっとした失敗で、いちいち深い自己嫌悪に陥ったり、人生の終わりだと絶望したりしてしまいます。

今では、誰にも特に害のない、ちょっとしたうっかりミスぐらいなら、「ちょっと抜けてる自分は、人間味があって面白い」ぐらいに考えることも時にはできるのですが、子どもの頃はそれもできませんでした。あのときの自分に対する自信のなさは一体なんだったのだろうと、今にして思うと不思議です。

人気blogランキングへ





スポンサーリンク

トラックバック

URL :

最近の記事
カテゴリー
カレンダー(月別)
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
本など
「ニート」って言うな! (光文社新書)

若年者就業の経済学
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
95位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
6位
アクセスランキングを見る>>
リンク
このサイトについて

このサイトはリンクフリーです。張るのも剥がすのもご自由になさってください。相互リンクは現在募集しておりません。

携帯用アドレスを取得されたい方は、「こちら」をクリックしてください。

このブログのリンク先のご利用につきましては、ご自身の責任のもとでお願いします。なお、本等のリンクについては、Amazon.co.jpのアフィリエイトプログラムを導入しています。

なお、「富条」はハンドルネームです。本名は全く違う名前です。

メールは nhjournal77@yahoo.co.jp まで。