ひきこもりデイケア、評価されない居場所

私はひきこもりデイケアに参加するようになってから、(少なくともデイケアの場では)引っ込み思案な性格がかなり変わりました。

おそらく、デイケアでは学校のように自分について評価されることがなかったからではないだろうかと思います。

私は昔から他人からの評価に非常に敏感で、いつも他人から否定的な評価をされないだろうかと気にしていました。「こんなことをしたら怒られるんじゃないだろうか」という強迫観念にかられるあまり、自分の一挙手一投足にさえ自信を持つことができませんでした。他人からの批判があまりにこわくて、ありのままの自分を出すことができませんでした。

このように、他人からの評価に過敏だったことが、私の引っ込み思案の原因の一つだったのではないかと思うのです。 * * * * * * * * * *

ですが、ひきこもりデイケアでは他人の評価にびくびくする必要はありません。そもそも、デイケアはこうした評価がなされない場所なのです。

↓ 以下は、厚生労働省の「10代・20代を中心とした『ひきこもり』をめぐる地域精神保健活動のガイドライン」(最終版)より、デイケア・居場所の、本人にとっての意味についてのくだりです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/07/tp0728-1e2.html

本人が家族から離れ新たな居場所を求める場合には、学校や職場のような評価を感じやすい場所では、対人関係や集団活動の不安などのため、なじめないことがあります。そのため、取りあえず“そこに居るだけで良い”ところから始められる場所が必要になります。それが“居場所としてのグループ”です。同じような仲間がいる場所に、安心して居られることは、本人の孤立感の低減につながり、また“今のままの自分で良いんだ”という自己肯定感を育むと考えられます。

私が参加するひきこもりデイケアもそうで、参加者を評価したりはしません。安心して居られる場所になっています。どんな言動でも、受け止めてもらえます(デイケアの規律を大きく乱すような言動は別ですが)。

私はそれを承知で、初めてデイケアに参加したとき、思い切ってありのままの自分を出してみました。すると、思ったとおり、受け止めてもらえました。

ありのままの自分を出しても批判されることはないという安心感を得ることができ、他人からの評価にびくびくする必要がなくなりました。また、大きな自己肯定感を得ることができるようになりました。おかげで、引っ込み思案だった自分とも(少なくともデイケアの中では)オサラバということです。

って、どうして私はこんなに他人の評価ばかり気にしているんでしょうね。私がこうなったのは、小4で転校したのを機に、場面緘黙症らしき症状が出るようになってからです。それまでは、他の多くの人と同じように、普通にありのままの自分を出すことができていたのですが。

※ 久しぶりの更新になってしまった。

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