俺たちは大変な苦労している、それなのにお前たちは…

昨日は首都圏を台風が直撃しましたが、首都圏が台風の通り道になるのは、わりと珍しいことではないかと思います。

それで思い出したのですが、首都圏には雪が降ることもあまりありません。

私は雪国に住んでいるのですが、積雪5~10センチほどで首都圏の交通機関が麻痺しようものなら、雪国の人の中には、

「なんだ、あの程度で。俺たちはいつも、もっと多い雪の中で暮らしているんだぞ」

とか、

「ざまあみろ、俺たちの辛さ、思い知ったか」

というような言い方をする人がいます。

もっとも、首都圏の人には、雪国にはない通勤ラッシュなど、別の苦しさを味わっているのだろうと私は思います(雪の多い地域はだいたい人口が少なくて、通勤ラッシュもありません)。

* * * * * * * * * *

自分が苦しい思いをしているのに、そういう思いをしていない(ように見える)人がいたら、我慢できない心理が人間のどこかにあるのでしょう。「あいつも、俺のように苦しい目に遭えばいいんだ」と、僻みの対象にするのです。

それにしても、降雪量が非常に多い地域というのは、本当に大変だそうです。雪がらみで死者が出ることもあります。私が子どもの頃は、雪が降る地域が羨ましかったのですが、いざ雪国に住んでみると、考えが変わりました。

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