余裕のないニートひきこもり
ニートひきこもりになる以前から、毎日切羽詰った感覚がありました。周りの人は、自分よりも明らかに余裕があるように見えて仕方がありませんでした。ある人からは、「お前、なんて余裕のないやつなんだ」とよく言われたものです。現在ではニートひきこもりなので、当然余裕がありません。
余裕のある人とない人の違いは、一体どこからくるのだろうと時々考えます。
もしかすると、能力の差ではないかとも思います。10の力で10のことがこなせる人と、30の力で10のことがやっとこなせる人とでは、その人の持つ余裕に差が出てくるのではないかと思うのです。当然、後者の人の方が余裕がありません。
私などは、幼少より不器用な人間で、普通のことをするのに人並み以上の努力を要しました。あまりに不器用だったもので、学生時代は「このままでは、将来どこにも就職なんてできやしない。無職になってしまう!」という切迫感がありました。余裕なんてあるはずもありませんでした。自分自身のニートひきこもりについて言えば、「働く」という、普通の人にとってはごく当たり前のことが、自分にとってはとてつもなく難しいことのように感じられます。
そういえば、玄田有史氏と曲沼美恵氏の『ニート フリーターでもなく失業者でもなく』には、あるニートの若者の「いっぱいいっぱい」という言葉が紹介されていました。私が言う「余裕がない」と似たものでしょうか。違うような気もしますが。
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Comment
[800] 働いている社会人も余裕がない!
[801] コメントありがとうございます。
興味深いサイトを教えてくださり、ありがとうございます。日経新聞の「働くニホン」は読んでいたのですが、このサイトは見ていませんでした。クイック調査には、働く意欲に関するものの他に、仕事の負担や非正規社員の賃金に関するものもありますね。
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さて、実際に勤務経験がある社会人の目から見ると、自分も各種能力面から余裕がないと感じることが多いのですが、それと同様に上司や同僚たちに対しても、この人余裕がないのだと感じることが少なくありません。
参考までに、日経新聞で、現在、「働く」ことについて特集を取り上げているので、リンクさせて頂きました。このような記事を読むと働くことに対して悲観的なお気持ちを持たれるかも知れませんが、それは私の本意ではありません。現在の日本の職場環境がどのような状況にあるか客観的に把握した方が、各個人が「働く」ことに対してより自分に適した選択肢や戦略を取れるのではないかと思います。