ニートとゆとり教育

ニートとゆとり教育の関係について、調べてみました。

厚生労働省のニート(正確には若年無業者)の定義では、ニートには18~35歳という年齢制限のようなものがあります。この年齢層の若者は、どういった学習指導要領のもと学校教育を受けてきたのでしょうか。

それを下記の表で示します。「現代化」「段階A」等は、当時の学習指導要領の略称です。詳しくは、後述。

↓ 1966年(41歳)~1983年(24歳)世代のときにニート人口が増加し、以後高止まっています。この表を見る限り、ニートの増加とゆとり教育にはあまり関係はないような…。

生年度小学校中学校高校
1965年(42歳)現代化現代化現代化
1966年(41歳)現代化現代化現代化
1967年(40歳)現代化段階A段階A
1968年(39歳)現代化段階A段階A
1969年(38歳)段階A(小6より)段階A段階A
1970年(37歳)段階A(小5より)段階A段階A
1971年(36歳)段階A(小4より)段階A段階A
1972年(35歳)段階A(小3より)段階A段階A
1973年(34歳)段階A(小2より)段階A段階A
1974年(33歳)段階A段階A段階A
1975年(32歳)段階A段階A段階A
1976年(31歳)段階A段階A段階A
1977年(30歳)段階A段階A段階A
1978年(29歳)段階A段階A段階A
1979年(28歳)段階A段階B(中3より)段階B
1980年(27歳)段階A段階B(中2より)段階B
1981年(26歳)段階B(小6より)段階B段階B
1982年(25歳)段階B(小5より)段階B段階B
1983年(24歳)段階B(小4より)段階B段階B
1984年(23歳)段階B(小3より)段階B段階B
1985年(22歳)段階B(小2より)段階B段階B
1986年(21歳)段階B段階B段階B
1987年(20歳)段階B段階B段階B
1988年(19歳)段階B段階C(中3より)段階C
1989年(18歳)段階B段階C(中2より)段階C
1990年(17歳)段階B段階C段階C
1991年(16歳)段階C段階C段階C
1992年(15歳)段階C段階C段階C

[学習指導要領]

表で用いている学習指導要領の略称は、以下の通りです。

現代化:「現代化カリキュラム」と呼ばれる、濃密なカリキュラム。授業時間数は多く、内容も高度。

段階A:「現代化カリキュラム」より授業時間を少し減らした「ゆとりカリキュラム」。小学校は1980(昭和55)年度、中学校は1981(昭和56)年度から実施。高校は1982年(昭和57年)度の第1学年から学年進行で実施。

段階B:生活科の導入などを含んだカリキュラム。学校5日制が導入されたのも、ほぼこの頃。小学校は1992(平成4)年度、中学校は1993(平成5)年度から実施。高校は1994年(平成6年)度の第1学年から学年進行で実施。

段階C:現行の学習指導要領。「円周率が「3」と教えられる」「学習内容が3割減らされる」などと騒ぎに。小中学校は2002(平成14)年度から実施。高校は2003年(平成15年)度の第1学年から学年進行で実施。

[ニートの年齢層]

先ほどお話しましたように、ニートの定義は18~35歳です。

厚生労働省の統計によると、ニート人口は2001年に急増し、以後高止まっています。2001年当時は、現在24~41歳の者がニートの定義に当てはまる年齢層でした。

⇒ 人気blogランキングへ

[参考文献]

◇ Wikipedia の執筆者たち「学習指導要領」『Wikipedia』、最終アクセス2007年11月7日 12:11 (UTC)、
http://ja.wikipedia.org/wiki/
%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%8C%87%E5%B0
%8E%E8%A6%81%E9%A0%98#1961
.E5.B9.B4.EF.BC.88.E6.98.AD.E5.92.8C36.
E5.B9.B4.EF.BC.89.EF.BD.9E

◇ 厚生労働省『平成19年版 労働経済の分析』、28ページ、最終アクセス2007年11月7日、
http://www.mhlw.go.jp/
wp/hakusyo/roudou/07/dl/01-01.pdf

スポンサーリンク

トラックバック

URL :

最近の記事
カテゴリー
カレンダー(月別)
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
RSSフィード
本など
「ニート」って言うな! (光文社新書)

若年者就業の経済学
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
129位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
9位
アクセスランキングを見る>>
リンク
このサイトについて

このサイトはリンクフリーです。張るのも剥がすのもご自由になさってください。相互リンクは現在募集しておりません。

携帯用アドレスを取得されたい方は、「こちら」をクリックしてください。

このブログのリンク先のご利用につきましては、ご自身の責任のもとでお願いします。なお、本等のリンクについては、Amazon.co.jpのアフィリエイトプログラムを導入しています。

なお、「富条」はハンドルネームです。本名は全く違う名前です。

メールは nhjournal77@yahoo.co.jp まで。