遊びを通して社会のルールを…

あるご年配の方の新聞投稿によると、昔の子供は遊びを通じて社会のルールを学んだのだそうです。一方で、このご年配の方は、最近の子供の遊び(テレビゲームなど)を問題視しています。

この手の話はときどき耳にすることがあります。昔は友達と遊んで社会性を育んだのに、最近の子供ときたらゲームばかりやっている。そんなことだから、人付き合いができない若者が増えるんだ、とこういう調子です。

ところが、私と同じ世代の人の中にも、似たようなことを言う人を見つけて、驚いたことがあります。

曰く、自分たちが遊んだ頃のゲームは、難しく不親切で、忍耐力がないと続かないものだった。ドラクエⅡで「ふっかつのじゅもん」を正確に入力するのが、どれほど大変なことだったか。こうしたゲームを通じて、忍耐力が自然に身についたものだ。ところが最近のゲームときたら…と。

* * * * * * * * * *

ところで、ゲームがコミュニケーションに果たす役割や、社会的適応性との関係については、心理学の専門家の間で実証研究が行われています。少なくともこれを見る限り、ゲームに世間で言われているようなマイナス面があると単純に言い切ることはできないと思います。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110001230099/
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001223673/
(リンク先は、国立情報学研究所のサービスです)

たとえゲームがない時代に生まれた子供であっても、引っ込み思案で友達がいないような子供は遊びに加わることができず、遊びを通じて社会性を育む機会を逸することになるのではないかと思います。私は、そういうタイプの子供でした。

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