ひきこもりデイケアの3月

3月は、別れの月です。

私が参加するひきこもりデイケアの歴史を振り返ってみても、この時期を境に、複数のメンバーが急にデイケアに姿を見せなくなったことがあります。もっとも、デイケアを卒業する人は例年はあまり多くなく、メンバーの顔ぶれはなかなか変わりません。一旦ひきこもりになってしまうと、そこから抜け出すのは簡単ではないということでしょうか。

デイケアを卒業しても、そのメンバーとの交流がそれで完全に途切れるわけではありません。デイケア在籍中からメールアドレスを交換しているのでいつでも連絡はとれますし、デイケア卒業後も近くに住んでいる人は多いので、じかに会うこともできます(ただ、卒業した人が脱ひきこもりに成功していると、私などは会いづらく感じます)。

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あるメンバーの一人は引越しのため、3月をもってデイケアを卒業することになりました。私はその人とメールアドレスを交換していたのですが、最後にお送りしたメールで「またときどきメールします」と書いたのでした。

しかし、実際はなかなかメールを送ることができませんでした。

どうしてかと言うと、送りにくかったからです。久しぶりにメールを送るとなると、どうしてもお互いの近況の話になりますが、「こちらはまだひきこもっています」などとは恥ずかしくてなかなか書けません。先方もまだひきこもっているとしたらやはり書きにくいでしょうし、ひきこもりを卒業していたとしたら余計な気を遣わせてしまいます。

そうしてずっと渋っているうちに、相手の方からメールが来たのでした。

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コメント

僕はここに来てそう無く、過去の記事をそう読まずに尋ねるのもあれなんですが、富重さんにとって「卒業」の障害は端的に・具体的に何なのでしょうか。大学まで終えられたレベルの意欲、知力、忍耐力やソーシャルスキルがおありなのですから、順当な次のコマは、やはり就職ですよね。それとも、他の何かなのでしょうか。

ちなみに僕は、実は大学中退組でして、もろもろ学び直し+バイトを探しているところです。ただ問題は、もうモラトリアムの余裕もあまり無いこと。我ながら疲れました(疲)。
コメントありがとうございます。
大学まで終了できるレベルの意欲、知力、忍耐力やソーシャルスキルがあったとしても、それは企業が求めるレベルの能力があることを担保するものではありません。

>富重さんにとって「卒業」の障害は端的に・具体的に何なのでしょうか

少なくとも自覚している限りでは、社会人として最低限求められるレベルの知力、ソーシャルスキルがありません。履歴書の空白も大きな障害です。社会に出ることそのものにも、大きな恐怖を感じます。そのほか、こうした公の場では話せない問題もあります。
卒業の障害の件ですが、お互いに大変ですね。僕が助言できそうな程度のことは既になさっているか、実現困難なのが既に判っているかだと拝察します。まあ、我が身を助けられない人間が助言だなんて、差し出がましいだけですが……いや、何というか突き詰めると書けることが無く(汗)、改めて、お互いに大変ですね、としか言えません……。

P.S. ページ左上、「最近のコメント」に目立ちやがってすみません。実際失礼なハンドルで申し訳無く思っていますが、その程度のハンドルなのも、長居こそ申し訳無いと思うが故です。
履歴書の空白が就職の際の障害になることも分かりますし、他にもいろいろと難しいことがあるのはお察しします。

しかし、企業に採用されないからといって、それが意欲、知力、忍耐力、ソーシャルスキルが劣っていることを意味するとは思いません。当然のことですが、どんなに有能な人材がいても、景気が悪くて採用枠がなければ、企業は採用しません。例え採用枠があっても、こういうことは恋愛や結婚のようなもので、一方がどれだけ頑張っても報われるとは限りません。企業の判断が狂っていることなんてざらにあります。

富重さんはもうちょっと自信を持ってもいいと思います。
富重さんはブログでしか存じ上げませんが、私にとっては恩人です。足を向けて寝られません。
通りすがりさん、ジャスミンさん、コメントありがとうござます。
コメント、確かに拝読しました。

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