ニートの経済学的再検討

ニートの問題となると、印象論が多くなりがちです(ひきこもりにしても、そうです)。

しかし、学術研究の世界では、印象論で論じられることは普通ありません。特に下記の論文は、ニートについて、きちんとしたデータに基づいて論及しており、興味深いです。

玄田有史「若年無業の経済学的再検討」『日本労働研究雑誌』2007年10月号(No.567)
(リンクは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構ウェブサイト」より)

この論文では、ニートの存在が「所得効果」「期待収益率」など、経済学の枠組みで解釈可能であることが実証分析により示されています。

惜しむらくは、基礎となる就業構造基本調査のデータが1992年、1997年、2002年に限られていて、特に比較的最近の2007年のデータが欠けていることです。しかし、これは仕方がないでしょう。2007年の就業構造基本調査の調査結果の公表はこれからです。これからの公表で、ニートについてのさらなる研究の進展が期待されます。

なお、上の研究は、ニートについて一般的な傾向について論じているのですが、私個人について言えば、「所得効果」「期待収益率」でどれほどニート行動を説明できるか疑問です。たとえ一文無しになっても、たとえ時給1万円の仕事にありつける機会が得られたとしても、私の場合、そう簡単にはニートを脱出しない(できない)でしょう。といっても確たる根拠はなく、そんな気がするだけですけれども。

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コメント

以下の仕事に応募されては?
富重様

今日は。いつもブログ拝見させて頂いております。

私自身も失職中なのですが、
本当に苦衷をお察しします。

さて、
「財団法人 日本経済研究所」というところが、
研究員を募集されているという求人情報を
偶然拝見しました。

応募者の競争も激しく、仮に採用されても相当な
激務でしょうが、富重さんは、経済学や英語を勉強
されてきたので、このようなお仕事に
挑戦する価値があるのではと思います。

ご興味があれば、下記のページをどうぞ。

http://next.rikunabi.com/rnc/docs/cp_s01800.jsp?rqmt_id=0005682486&__m=1

http://www.jeri.or.jp/3_recruit/3_3.html

コメントありがとうございます。
ご厚意ありがとうございます。

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