住む世界が違う

「あんな変な人、見たことがない」と高校3年の頃に言われたことがあります。

私も私で、幼稚園~大学に通っていた頃は、自分は世間一般の人と比べてあまりに変わりすぎていると感じていました。この世で私以外の人は、みな私とは違う「あちらの世界」に住む人ではないかと、そこまで考えてたのですから、おかしなものです。

人と会話ができなかった私にとって、日常的に特に苦もなく会話をしている私以外の人たちは別世界の人に見えましたし、友達が10年以上にわたって一人もいなかった私にとって、友達がいる私以外の人たちは違う世界の人に思えたものです。価値観も、私とそれ以外の人とは、あまりに違いすぎました。

こうした人たちと交わる自信は私にはなく、実際に孤立することが多かったです。孤立しないこともありましたが、そうしたときは大抵、親切な人が私が孤立しないように色々と世話を焼いてくれていたのでした。

このような私が、大学卒業後、社会に参加するなど、とてもできそうにないと思ったものです。将来社会人になるであろう同世代の若者や、既に社会に出てこの日本を支えている人たちは、みな自分とは違う「あちらの世界」の人のように思えたからです。

* * * * * * * * * *

その後、ひきこもりデイケアに通い、自分を「普通の人」に近づけることができてから、ようやく、こうしたおかしな感覚から少し自由になることができました。それにしても、あれはいったい何だったのでしょう。

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