ニートの説得力

私が血気盛んな(?)大学生だった頃、ある親戚(社会人)の前で、政治経済についてああだこうだと論じたことがあります。そのとき、親戚がおっしゃったことが、

「社会では、仕事で実績を上げないと、何を言っても聞く耳を持ってもらえないよ」

でした。学生の言うことなど、社会では誰も耳を貸さないとも解釈できます。いずれにせよ、仕事の現場に身を置いている方らしいご意見だと思いました。

しかし、そうすると、無職のニート、ひきこもりである私が言うことに、聞く耳を持ってくれる人、説得力を感じてくれる人は一体どれだけいるのだろうかと思えてきます。

* * * * * * * * * *

「人身攻撃」(argumentum ad hominem)という言葉があります。例えば、ニートの人が、客観的な根拠を挙げて論理的にああだこうだと論じたときに、

「そんなこと言っても、あんたニートでしょ。何を言っても説得力ないよ」

と、主張の内容ではなく、主張した相手に批判の矛先が向けられた場合をこう言います。詭弁の一種です。

もっとも、人間、理性で説得されて納得するものでは必ずしもありません。上の批判に対し、「それは『人身攻撃』と言って詭弁だ」と言い返しても、現実には聞く耳を持ってもらえるかどうか疑わしいところです。

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