話し方の本(1)

厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書」によると、「人に話すのが不得意」とアンケートで答えたニートの若者の割合は 64.4%にものぼったそうです。

かくいう私もその人と話すのは不得意であり、それを克服するためのヒントを得ようと、一時期話し方の本を買いあさりました。

せっかくなので、それらの本の一部を、ここでご紹介しようと思います(ただし、少し古い本が多いです)。

もちろん、本を読んだだけで話し方がうまくなるものではありません。読んだ上で、本に書かれてあることを実践し、練習を積まなければなりません。

なお、以下でご紹介する本は、健康な人を対象としたものです。私が姉妹サイトで取り上げている場面緘黙症のために話すのが苦手という人には、おすすめできません。緘黙症状が改善されてからでないと、以下の本で紹介されている方法を実践することは難しいです。

* * * * * * * * * *

図解でよくわかる上手な話し方が身につく法◇ スピーキングエッセイ編『図解でよくわかる 上手な話し方が身につく法』、明日香出版社、2002年。

図解とイラストを挿入し、簡潔に実に分かりやすくまとめられています。右ページが文章による解説、左ページが図解・イラストと、見やすいページ構成です。ビジネスの現場での話し方を示した章が全体の4分の1と多くを占めているのも特徴です。

書かれている内容にはオーソドックスなものも多いですが、この本の中で紹介されている誤りの中には、けっこう多くの人が犯しているものもあります。

冒頭に書かれてある「自分はこうだから、これでいいでは通用しない」という言葉に、大いに共感しました。自分は口下手だけれども、これでいいんだ、という理屈は、社会では通用しないのです。

Amazon のものは2007年となっていますが、私が持っている2002年のものとどう違うのかは、確認していません。

◇ 中川昌彦『雑談上手になる本―人づきあいが楽しくなるとっておきのノウハウ』、実務教育出版、1993年。

このような本を、私は探していました。雑談は難しく、私もずいぶんと悩まされたものですが、雑談を専門に扱った本はほとんどありません。

著者は「雑談学」という言葉まで持ち出すほど、雑談についてよく研究していて、感心させられます。「一つの話題は三分、長くても五分までが好ましい(例外もある)」など、ずいぶんと細かいことまで書かれてあります。

私の知る限り類書がなく、貴重な本だと思います。このように雑談を専門に扱った本が、今後もっと出て欲しいものです。

(続きます)

スポンサーリンク

トラックバック

URL :

最近の記事
カテゴリー
カレンダー(月別)
06 ≪│2017/07│≫ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
RSSフィード
本など
「ニート」って言うな! (光文社新書)

若年者就業の経済学
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
心と身体
144位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
9位
アクセスランキングを見る>>
リンク
このサイトについて

このサイトはリンクフリーです。張るのも剥がすのもご自由になさってください。相互リンクは現在募集しておりません。

携帯用アドレスを取得されたい方は、「こちら」をクリックしてください。

このブログのリンク先のご利用につきましては、ご自身の責任のもとでお願いします。なお、本等のリンクについては、Amazon.co.jpのアフィリエイトプログラムを導入しています。

なお、「富条」はハンドルネームです。本名は全く違う名前です。

メールは nhjournal77@yahoo.co.jp まで。