不登校のクラスメイトをどう思っていたか

私には不登校の経験はありません。このため、不登校の人の気持ちは分かりません。

ですが、学校に通っていた者が不登校のクラスメイトをどう思っていたのかであれば、個人的なことを少し語ることができます(昔の話ですが)。

私が小学校、中学校の頃は不登校になったクラスメイトはいなかったのですが、高校の頃は3人いました。

◇ 高1のA君

最初の一人は、高1の頃のクラスメイト・A君です。どんな生徒だったのか、ほとんど覚えていないのですが(名前すらも、記憶があやふや)、大人しくて目立たない感じの生徒だったのではないかと思います。

彼と私は同じ班で、他の同じ班のメンバー何人かと一緒に、日記を回していました(「班ノート」です)。その日記に、4月~5月頃、彼は学校に馴染めない等々のことを書き残していました。充実した学校生活を送っていた私は、色々な人がいるのだなと思ったものです。間もなく、彼は学校に来なくなってしまいました。

高校生活が始まって早々に不登校になってしまい、しかも先生からは何の説明もなかったため、彼の印象は薄いです。加えて、私にとってよく知らない生徒だったので、彼が不登校になった後もほとんど意識することはありませんでした。ですが、同じクラスメイトとして少し心配に思うこともありました。

◇ 高1のBさん

同じ時期に、Bさんという女子のクラスメイトがいました。彼女はA君とは対照的に、快活な人でした。私のことを少し親しく思ってくれていたようで、わりとよく私に話しかけてくれていました。

高校に入って初めての定期考査では、私はクラス3番の好成績(エッヘン!)だったのですが、彼女はなんと2番でした。

彼女とはこの先1年間、よきクラスメイト、そして勉強のライバルになるのだろうかと思っていたところ、突然学校に来なくなってしまいました。先生からは、彼女について、説明はありませんでした。

彼女は私が見た限りとても元気そうにしていたので、不登校になったのは不思議に思われました。また、少し仲が良かっただけに、心配に思うこともありました。

3年後、私が高校を卒業した時、卒業アルバムで彼女の名前を探しました。再登校して、他のクラスで卒業したかもしれないと思ったのです。3年経っても、Bさんのことは、私の心の片隅にありました。しかし、彼女の名前は見つかりませんでした。 * * * * * * * * * *

◇ 高3のCさん

高校2~3年は、事実上、持ち上がりのクラスでした。クラスの女子生徒・Cさんが学校に来なくなったのは、高3の頃でした。

これまでとは違い、1年以上同じクラスに籍を置いてきた人が不登校になった例です。このためか、彼女の不登校について、先生から私たちに説明がありました。

不登校になって間もない頃、彼女のことを知る一部女子生徒が、彼女について色々と噂をしていました。私にとっては特に親しくなかった女子のことですので(どのような人かも、よく知りませんでした)、彼女が学校に来なくなってもあまり意識することはなかったのですが、やはり少し心配ではありました。

その後、彼女を学校で見ることのないまま卒業式の日を迎えたのですが、この日、担任の先生が皆の前で、今日学校に来ていないCさんも卒業したこと、○○短大へ進学することが決まったことを報告していました。卒業アルバムにはCさんの写真も載っていました。よかった、と思ったものです。

卒業式の後、進路(大学進学)がいまだ最終的に決まっていなかった私はなお登校し、別のクラスメイトD君と2人で教室で勉強していました。すると、この日たまたま学校に来ていたCさんが、先生とともに私達の目の前に現れたので、びっくりしました。Cさんは元気そうで何よりでした。皆で一緒に写真を撮った後、Cさんは「同窓会で会おうね」とD君に一言残し(私は無視された…)、去って行きました。いつか皆、彼女を交えて笑顔で会えるとよい、と思いました。

◇ むすび

私の場合、不登校のクラスメイトは、あまり意識することはありませんでした。皆、もともと私とはそれほど親しくなかったからでしょう。ですが、同じクラスメイトですので、少し気になることもないではありませんでした。クラスでも、私の知る限り、不登校になった彼女たちのことが話題に上ることは、ほとんどありませんでした。

高1で不登校になったAさんとBさん、その後、自分達の望むような人生を歩むことができたのならいいのですが。



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