雇用情勢の悪化はニートの背中を押すか

河北新報社のニュースです。
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雇用情勢の悪化がニートの若者の背中を押しているという趣旨の説明に、一瞬、なるほどなと納得しました。

この頃、夫のリストラや給与減などにより、家計を支える目的で求職活動を行っている女性が増えているとも聞きます。職に就こうとするニートの若者の家庭の中にも、もしかしたらこのような事情のところもあるかもしれない、と思いました。

ニートの若者が求職活動を行えば、ニートではなくなり、「失業者」になります。就業に成功すれば、「就業者」になります。上の記事のような傾向が今後全国的に続くようなことがあれば、雇用情勢の悪化により、ニートの若者は減ることになります。

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ただ、よくよく考えてみると、少し納得がいかない点があります。

というのも、「失われた十年」など、雇用情勢の悪化がニート増加の一因だという説明を以前よく聞いたからです。雇用情勢の悪化はてっきりニートを増加させるものと思っていたのですが、これはいったいどうしたことでしょう。

雇用情勢の悪化によりニートが増加したといってもそれはあくまで過去の話、全国的な話で、現代の宮城のニートたちは傾向が違うということなのでしょうか。それとも、雇用情勢が悪い時期に求職に乗り出す者が増えても、それは実は短期的なもので、長期的には求職活動を諦める者が増えるなどしてニートが増えるということなのでしょうか。

いや、そもそも、「雇用情勢の悪化がニートの背中を押している」という説明と、「雇用情勢の悪化によりニートが増加した」の説明の、どちらかが間違っているのかもしれません。

いずれにせよ、私にはよく分かりません。

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