枯れ木も山の賑わい

あるとき、母が何かの拍子に

「枯れ木も山の賑わい」

とつぶやいたのが、印象に残っています。

自意識過剰かもしれませんが、もしかしたらこれは私のことを言わんとしたのではないかと考えてしまいました。

「枯れ木も山の賑わい」とは、みなさんご存知の通り、枯れた木でもあるだけ賑やかでよい、枯れ木のようなつまらないもので、あるだけましだという意味です。

私のようなひきこもり、ニートの者であっても、一緒に家にいるだけで寂しさが和らぐし、いないよりましだということを母は言おうとしたのだろうかと、つい考えてしまいました。考えすぎかもしれませんが(ひきこもり続けていると、親との関係に神経質になります。親に養い続けてもらっていることに対する自責の念からでしょう)。

ただし、私は枯れ木と違って、家に置いておくのに相当なコストがかかります。少なくとも餓死しないようにするにはある程度食費がかかりますし、その他高熱費など、月々の出費は馬鹿にならないはずです。寂しいのが嫌だというだけなら、ペットでも飼った方がよほど費用対効果がいいような気もします。さらに、賑やかさ以上に、息子がひきこもり続けているということの精神的な負担が大きくかかります。

私は枯れ木と違って、単につまらないどころか、親に多大な迷惑をかける厄介者です。もっとも、母が私を家に置いているのは、寂しさを和らげるためだけではもちろんないのでしょうが。

※ ちなみに、我が家は母子家庭です。家に父はいません。

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◇ 無用の用

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