コミュニケーションの初級者、中級者、上級者向け教室

私は子供の頃、水泳が大の苦手で、水泳教室に通っていました。

この水泳教室は、初級者向け、中級者向け、上級者向け等々と習熟度別に分かれていて、私はかなり易しめのコースに通うことになりました。ろくに泳げない私が中上級者向けのコースに参加しても、上達にはつながりにくいでしょうし、もっともなことでした。

■ 学校は、私にとって上級者向けコミュニケーションの場だった

学校が、学業を修めるための場ではなく、コミュニケーションなど社会性の向上をも図るための場だとすれば、学校は、いわば、上級者向けのコミュニケーションの学びの場ではないかと、子供の頃の私には思えました。

私は情緒的な問題で学校では極度に緊張してしまい、まともに口がきけなかったり笑えなかったりしたほどで(場面緘黙症)、学校では、私だけがコミュニケーションの初級者のように感じていました。

私が学校の活動に参加しても、そもそも学校は私よりもコミュニケーションがはるかに上手な児童生徒を対象にしており、私には合わないのではないかというのが素朴な思いでした。

今にして思うと、少年期~青年期のときに感じたこのような違和感は、あながち間違いではなかったかもしれません。後に知ったことですが、私のような情緒的な問題を抱えた子供でも、もう少し問題が深刻だと、障害児学級に通う場合もあったそうです。障害児学級では、このようなコミュニケーションに障害がある子でも、その子に対応した、社会性を育むための教育・指導がなされていたようです。今でも、この種の子供は、特別支援学級の対象になっています。

その後、何年もたって、私はコミュニケーションが苦手な人、いわばコミュニケーション初級者・中級者などを視野に入れたひきこもりデイケアに通うようになりました。デイケアセンターに通所を続けるうちに、私のコミュニケーション能力も、少しずつ上がっていったのでした。

[蛇足]

「高校生活及び中学校生活に関するアンケート調査(高等学校中途退学者及び中学校不登校生徒の緊急調査)」の概要が、内閣府ホームページで公開されました。

一部報道機関が、高校中退者等のおよそ2割がニート化すると報道しましたが、誤りではないだろうかと、報告書を読んで思いました。この2割には、求職活動を行っている完全失業者も含まれている可能性があります。

「高校生活及び中学校生活に関するアンケート調査」(高等学校中途退学者及び中学校不登校生徒の緊急調査)の結果について(速報)
(新しいウィンドウで開く)

↑ 内閣府ホームページヘのリンクです。PDFファイル。218KB。

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