反抗期、ありませんでした

本当のことかどうか私には分からないのですが、「反抗期がない子は危ない。そういう子は大人になってから問題が起る」というようなことを聞きます。

専門家はこのあたりどう考えているのだろうかと私なりに調べてみたのですが、教育心理学の根本橘夫氏(東京家政学院大学)が、著書の中で次のように述べているのを見つけました。

「反抗期の欠如は、反抗期を通じて獲得される力への自信が得られないままになってしまうことであり、また、親離れの機会を逸し、親の介入、支配を継続させてしまうことでもあります」(根本, 2007)

反抗期がないのは、親離れの点などで問題なのでしょうか。ただ、ネット上を検索すると、反抗期を経験していなくても問題なく生活している大人の方も少なからずいるようですし、もう一つ私には分かりません。

■ 第2次反抗期がなかった私

私について言えば、少なくとも第2次反抗期はなかったと思っています(第1次反抗期については、覚えていません)。もしかすると、第2次反抗期がなかったことが、私が自立できないことの一因なのでしょうか。

どうして第2次反抗期が来なかったのかというと、自分でもよく分からないのですが、おそらく家庭環境が一因だったのではないかと思います。私は第2次反抗期を迎える前の10歳のときに父親を亡くし、我が家は母子家庭になりました。家族が団結しないといけない状況だったため、親に反抗しようという気は起りにくかったのかもしれません。また、私は母子家庭の長男だったので、多くの人(特に親戚)から「お母さんは女手一つであんたを育ててるんだ。お母さんを幸せにしてやれ」と言われ、反抗なんてとんでもないという状況でした。

もっとも、もし私が自立できない原因の一つが反抗期の欠如だったとしても、いまさら少年時代をやり直すことはできません。いまできることを考えることがより大事です。

[文献]

◇ 根本橘夫(2007)『なぜ自信が持てないのか―自己価値感の心理学』PHP新書。

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