「女性ニートに支援の手」

今日の『日本経済新聞』朝刊第30面(生活面)に掲載された記事「女性ニートに支援の手」は興味深かったです。

タイトル通り、女性のニートがテーマで、記事中にはニート支援機関として知られる若者自立塾や地域若者サポートステーションの名前が出てきますが、ニートと言っても特にひきこもり型ニートに関する話ではないかと思います。

私の経験では、ニートとかひきこもりとか(簡単にひきこもりとごっちゃにしていますが)、そうした人を対象とした支援機関に行くと、どこでも共通して男性の参加者が圧倒的に多く、私などは女性参加者が居づらく感じているのではないかと常々気になっています。それだけに、今回の日経の記事のように、女性だけを集めて支援するというのは面白いと思います。ただ、こうしたことが可能なのは、日経の記事の例にある横浜市や埼玉県のような、主に大都市圏ではないかと思います。私が住んでいるような小規模都市では、女性ニートのためだけの支援の集まりがあっても、参加者がなかなか集まらなさそうです。

最近の日経新聞のニートに関する記述は、内容が変わってきたのではないかと感じます(スクラップをしっかりとっているわけではないので、はっきりとは分からないのですが)。以前は、働く意欲のない若者としてネガティブに書く傾向があったと記憶しています。もっとも、日経新聞に、ニートの記述に関する統一した指針のようなものがあるのかどうか、私には分かりません。

女性のニートと言えば、私が一つ疑問に感じていることがあります。ニート増加の背景の一つに、就職氷河期といった、労働市場の問題がよく挙げられます。しかし、労働市場では一般に男性よりも女性の方がより不利な立場に置かれているのではないでしょうか。実際、厚生労働省の『働く女性の実情』によると、大卒、高卒、ともに、女性の方が男性よりも就職率が低い年が多いです。それなら、女性の方が職に就けない者が多く出て、ニート化する者も男性よりも多くなりそうなのに、と素朴な疑問を持っています。

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