『自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法』

自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法姉妹ブログでも取り上げましたが、先日、『自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法』という本を入手し、一通り読んでいました。

自分で自分に認知行動療法を行い、自己評価の低さを乗り越えようという本です。認知行動療法とは、「困った考え方のパターンを日常の行動を通して変えていく」(1ページ)治療法です。

本書によると、自信喪失や自己批判に常に悩んでいる人は、「人生の難局に立ち向かう能力も、人と近しい関係を続ける能力も自分にはないと思っています。不安や悲観的な考えがあまりにも強く、生きていくのに支障をきたすこともあります。チャンスを逃し、難問を避け、人間関係はうまくいかず、喜びも感じず、業績もあげられず、いろいろな面で自滅的・自己破壊的な行動パターンをとる」(25ページ)等々の特徴があるのだそうです。

また、本書によると、低い自己評価の根は、その人の過去の経験(特に子供時代や思春期の体験)にあるのだそうです。

もしかすると、ニートやひきこもりの人の中には、学校段階でいじめ等のつまづきを数多く経験し、自己評価が低くなってしまい、ニート化、ひきこもり化した人もいるのではないかとも思えてきます。また、ニート、ひきこもり状態であることが、その人の自己評価をさらに下げるという悪循環が起っている場合もあるのではないかとも思えてきます。ですが、確証はありません。

ニート、ひきこもり等の問題を抱えた方で、自分の自己評価の低さが気になる方は、それを克服するための手立てとして、こうした本も選択肢の一つとしてあることを知っていてもよいかもしれません。

ただ、この本、ただ読むだけでは不十分です。読むだけではなく、この本に書かれてある方法を実践しなければ、認知行動療法としての効果は出ません。この本の中で示されている方法を実践するには、自己評価の低さを絶対に克服するんだ、それを阻む自分の考えには負けないんだという強い意志と、実践を続ける根気強さが必要ではないかと思います。ただ、私はまだ実践していない段階なので、あまり大きなことは言えません。

[文献]

◇ メラニー・フェネル著、曽田和子訳『自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法』、阪急コミュニケーションズ、2004年。

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◇ 学校に行くに値しない人間→不登校へ?

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