私が見てきたニート、特にひきこもりの印象

ニートやひきこもりの人を見た印象は、人によって様々です。

「自分の状況を社会や病気のせいばかりにしている」という声を聞くこともあれば、「普通の若者だった」という声を聞くこともあります。

私もニート、特にひきこもりの人を、様々な支援施設で、これまで何十人も見てきました(私は、ひきこもりはニートの一部と考えています)。その印象を少し書いてみようと思います。

■ 静かで、大人しい人が多い

まず、静かで、大人しい人が多いです。時、場所、場合にもよりますが、皆で集まっても静まり返っていたなんてことがしょっちゅうです。メンバー間のコミュニケーションはなかなか成り立たず、一番活発なのは支援施設職員、という時も少なくありません。ただ、これはその場の雰囲気が、ニート、ひきこもりの人をそうさせているだけとも、思えないこともありません(それにしても、静かすぎると私は感じるのですが)。

また、全体で何か発言を求められても、自分から積極的に発言しようとする人が少ないです。意欲が乏しいようにも見えますが、単に内気なだけにも思えます。

何か作業のようなものをやらせると、みな、真面目にこなそうとします。基本的なルールやマナーは守る人ばかりで、集まっても混乱のようなものは起りません。

ときどき、明らかに元気のなさそうな顔をしている人を見かけ、他人事ながら心配してしまうことがあります。

「ニートやひきこもりは、自分の状況を社会や病気のせいばかりにしている」という声をよく聞きますが、少なくとも私は、そのような言動をしたニート、ひきこもりの人は見た覚えがありません。ただ、精神科など、医療機関にかかっている人はそれほど珍しくなく、そうした話題が出ることはあります。言い方は悪いかもしれませんが、見るからに病的、あるいは障害のようなものを持っていそうな人を見かけることもあります。

■ ご注意

私が見てきたこうした人は、いずれも何らかの支援施設で出会った人たちです。ニート、ひきこもり者の中には、支援施設を訪れない人もいるでしょう。また、施設を訪ねても、初期の段階で、若者支援施設とは別の専門機関(医療機関、障害者支援施設等)を紹介された人もいることでしょう。ですから、私が見たニート、ひきこもりの人には偏りがあるだろうと思います。

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