まずは通うことから

「まずは通うことから始めましょう」

とある若者自立支援施設で、キャリアカウンセラーと最初に面談したときに提案されたことです。

このカウンセラーは、社会参加(具体的には就労)というゴールを達成するには、段階を経るべきと考えていらしたようです。そしてその最初の段階として提案されたのが、施設に通うことでした。

ここで言う施設に通うということは、ある決められた時間までに施設に来る、そして欠席しそうな場合や、やむをえず遅刻しそうな場合は事前に連絡する、そうしたことを継続するということです。

世間一般の人にとっては、これはごく当たり前のことで、難しいことでも何でもないでしょう。小学生でもこうしたことはきっちりしています。ただ、長い間自宅にひきこもっていたとか、どこかに継続的に通所した経験が長期間なかったとか、そうした人だと、このあたりに不安があることもある、そうしたことをカウンセラーは考えていらしたようでした。

これに対して、私は、自分は小学校から大学に至るまで、継続して登校することには何の問題もなかったとカウンセラーにお話したのですが、「それは昔の話」というようなことを言われてしまいました。確かにその通りです(関連記事「ひきこもる前の自分のイメージが仇に」)。今の自分を客観視できなかったため、このようなことを言ってしまったのでしょう。

カウンセラーのお話を聞いて、今の自分はもしかすると小学生以下なのだろうかとも考え、少しショックを受けたりもしました。ですが、私にとっては、社会参加という目標達成のためには越えなければならないハードルであることには間違いないわけですから、素直に提案を受け入れたのでした。

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