偶然生き残った私

小学~高校生の頃にかけて、クラスメイトや元クラスメイトが亡くなるという経験を何度かしたことがあります。多くは、不慮の死でした。

そのうち一人は私をいじめたことがある人でしたが、「ざまあみろ」などとはとても思えませんでした。人生これから様々なことを経験するはずだったのに、やりたいこともあったろうに、成人にすらなる前に亡くなってしまうとは、気の毒で仕方がありませんでした。

若者が成人すると、地元の自治体や町内会は成人式を催して祝う習慣がわが国にはありますが、そのときには、成人式を迎えることができなかった故人たちのことにも一緒に思いをいたしてほしいと思います。

■ 私も10代で死にそうになったことがある

かく言う私も、高校生の頃、危うく本当に死にそうになったことがあります。私の生命が危機にさらされたのは、言ってみれば「偶然」でした。生き残ることができたのも、「偶然」により、運命の歯車が狂うすんでのところで歯車が戻ったからといったところでした。

その後、クラス一同や何人かの先生からたくさんお見舞いをいただきましたが、一歩間違っていたら、あれは香典になっていました。もし私が亡くなっていたら、「富条君は、真面目で勉強熱心で、クラスでも一番の模範的生徒だった(すみません、でも当時本当にそういう評価を受けていたので……)。残念な人を亡くした」と惜しまれていたかもしれません。そして、「これから大学に進学して、就職して、結婚して、様々な経験をするはずだったのに」と悔やまれていたかもしれません。

この事件をきっかけに、私は生きることのありがたみをそれまで以上に感じ、いつ死んでも悔いのないように毎日を精一杯過ごそうという思いを強くしました。

しかし、その後私はしばらくしてひきこもりニートになり、社会的に自立できず、人に迷惑をかけながら生き恥をさらしているような格好になってしまったものですから、妙なものです。あのとき生き残ってよかったのだろうかと自問することもあります。現在の無業時代が終結し、「やはり生きててよかった」と思える日がくればいいのですが。

死は、本人が予期しないかたちで突然訪れることがあります。働いている人であろうとニートの人であろうと、老若男女にかかわらず、不意に死がやってくることがあります。

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