内閣府「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」

先日、各種メディアで、内閣府の推計でひきこもりは約70万人いる等々の報道がなされました。その情報の元である、内閣府の調査「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」が、内閣府青少年育成ホームページに公開されています。

↓ 内閣府青少年育成ホームページへのリンクです。
青少年に関する調査研究等
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報道ではこの調査の概要しか分からないのですが、詳しい情報を知りたいと思った場合には、やはり一次情報にあたるに限ります。

調査結果を読み、やはりひきこもりの人は様々だと考えさせられました。

例えば、ひきこもり群の中で、小中学校時代に「友達にいじめられた」と回答した者の割合は42.4%だったのに対し、ひきこもり群でもひきこもり親和群でもない一般群では22.9%でした。やはりひきこもりの人はいじめを受けたことのある人の割合が比較的多いと解釈できそうですが、一方で、その半数以上はいじめを受けていなかったとも解釈できます。

別の例を挙げると、ひきこもり群の中で「人とのつきあい方が不器用なのではないかと悩む」という質問項目について、「はい」「どちらかといえばはい」と答えた者の割合は69.5%で、一般群の43.8%に比べると多いです。ですが、残りの30%ほどは、「いいえ」「どちらかといえばいいえ」と答えています。確かに、よく言われるように、ひきこもりの人はコミュニケーション面で不安を感じている人の割合が比較的多そうですが、そうでない人もそれなりにいそうです。

このように、ひきこもりと一口に言っても、ステレオタイプなひきこもり像が当てはまらない人も相当数いるのだということを、改めて考えさせられました。

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