hikikomori が英辞書に載ったが、その語源には英語が関係

Oxford Dictionary of Englishイギリスの大型英語辞典 Oxford Dictionary of Englishが改訂され、新たに hikikomori などの語が掲載されたと日本のメディアが報じました。これは The Guardian などイギリスのメディアも報じています(電子版で確認)。

日本語のひきこもりがイギリスの辞典に載ったのかと思う一方で、そもそもここで言うひきこもりという言葉の起源には、英語が関係しているのではないかとも思いました。

ひきこもるという言葉は以前から日本にはあったのですが、社会参加をせず家にこもるなどしている若者という意味で「ひきこもり」という表現が広く用いられるようになったのは、斉藤環氏が著書『社会的ひきこもり』を出版するなどして問題提起を行ってからではないかと思います(もっとも、それ以前にも、ひきこもり、引きこもりという言葉が同様の意味で使われたことはないことはありませんでした。ですが、特に斉藤氏の影響は大きかったです)。

その著書によると、「社会的ひきこもり」という言葉は、social withdrawal という英語を斉藤氏が直訳したものだそうです。social withdrawal は、様々な精神疾患に見られる一つの症状を表した精神医学の用語です。

現在では単に「ひきこもり」ということも多いですが、それも、もともとは斉藤氏が提唱した「社会的ひきこもり」という概念をもとにしたものです。

[まとめ]

社会参加せず家にこもるなどする日本に特有?の若者を、英語の social withdrawal から「社会的ひきこもり」と名づける

単に「ひきこもり」とも言われるようになる

英語圏に hikikomori などとして紹介され、オックスフォードの英語辞典にも載る

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