私は遠慮のしすぎなのか

「遠慮のしすぎ。もっと図々しさを身につけることも必要」

とある若者支援施設で、職員に、こういう意味のことを言われたことがあります。

私は施設では、次のような発言を繰り返していました。

「自分が施設のプログラムに参加すると、プログラムには定員があるから、他の人が参加できなくなるかもしれない。だから、場合によっては参加を自粛する」「私はこのプログラムには以前参加した。あまり私が参加しすぎると皆様にご迷惑ではないか。だから参加を自粛する」

こうして、遠慮して参加を控えたり、ひっこんだりすることがしょっちゅうでした。職員は、こうした私の態度がやや行き過ぎであると考え、いさめようとされたのでしょう。

■ 他人を押し退けてでもという意識

そういえば、私が大学にいた頃、ゼミの指導教官が就職について次のようなことをおっしゃったことがあります。

「うちのゼミ生は、経済学部にいながら、競争の何たるかを分かっていない。他人を押し退けてでもという意識がないと、厳しい就職戦線には勝ち残れないのだ」

■ ひきこもりやニートの人が働くと、他の人が失業する?

一方で、この厳しい雇用情勢の中、ひきこもりやニートの人が働かないことによって、他の人が働けるようになっているという話を稀に聞くことがあります。そしてこれを根拠に、ひきこもりやニートの人は働かなくてもよいと考える人もいます。

ただ、一つ私の考えを言うと、有効求人倍率が低い状況でも、人手不足の分野があることもあります。また、ひきこもりやニート経験者とそうでない人が同時に職を求めて競合した場合、どちらが雇用されるのが望ましいかは、採用側の判断にもよります。


とはいえ、定員があるものに自分が参加すると、代りに誰かが参加できなくなったのではないかという不安は、私にはまだ消えません。考えてみると、こうした私の性格は昔からです。

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